ばらまきの反対語が増税:身を斬る意味は国民の生命財産の削減

日本刀

国内のお金は、ばらまきで増え、増税で減る

「ばらまき」の反対語は「増税」です。

なぜ?

ばらまきでお金は増え、増税で減るからです。

政府が通貨発行し、人々のサイフに入れる作業が「ばらまき」です。

どうやって入れる?
・ 政府消費 = 国会運営、公務員給与、特殊法人、他国首脳歓迎式、政府専用機
・ 政府投資 = 道路、新幹線、宇宙船、発電所、ダム、ワールドカップ、歌舞伎
・ 政府配布 = 地方交付税交付金、県警経費、年金、国保、景気下支えの給付金

ばらまいて投入するコストはタダです。政府だけが通貨発行権を持つから。

ばらまきを増やせば何が起きる?

GDPが上がり、マネーストックが増え、物が買われ企業が潤い、国が経済成長します。

ばらまきを減らすとどうなる?

こうなった

増税と同じ効果、貧困化が進みます。

ばらまいた金額が経済成長になる

国民は今も、ばらまき政策を罪悪視している

国民のよくある意見です。

総理、これでも増税する気か?ばらまく気か?
国民生活はかなり前からひっ迫してんだよ。
総理は急激な物価高に何も対策していないし、
安全保障も、社会保障も、自然災害対策も、何もかも放置。
国外に目を向ける前に国内を目を向け、国民が苦しんでる分、
政治家も身を斬るべきだ。

いいね233・だめね8

この意見は、ばらまきとは集めた税金をまく意味だと勘違いしています。

政府と国民の間を、同額のお金が往復するつもり。

こういう勘違いです。

母が子にこづかい5千円を渡す、その5千円は子の貯金箱から調達する
母が子に母乳100ccを飲ませると、子が母に翌日100ccを返す
自分たちが吸う空気は、自分たちが吐いて用意する
僕らが食べる肉料理は、僕らの背中の肉
そんな変な思考を、なぜ国民は身につけた?

記事→ テレビの影響がかなり大きいのでは

身を斬る政治家は、19世紀の金銭感覚のまま

先の意見で、間違いは二カ所。

総理、これでも増税する気か?ばらまく気か?

凍傷がひどい患者をみて「これでも冷やす気か、温める気か?」と怒っています。

「これでも増税する気か?、ばらまかない気か?」が正解。知識がなくて言えない。

政治家も身を切るべきだ

政府はいちいちお金を発行して使います。使うほど貧困が解消し、国力も上がる。

言い換えれば、国の出費を国民は負担しません。現に、他国は負担していません。

アメリカ政府はコロナ対策で800兆円をばらまいたが、国民が身を斬る話は出ない

800兆円分のドルを発行するのに、米国民の負担は0ドルだからです。

国民は身を斬らないものなのか

身を斬れとは、集団自決を求める意味です。国民のセルフ処刑です。

どんどん増税して、経済成長を食い止めて、国民を破産に追い込む誓いです。

その結果が、非正規女性のビル飛び降りや線路身投げ。

だったら税金て何なの??

国の財源は公債発行です。国が出費するたびに、お金が増えて民が富裕化します。

お金が多すぎると物が売れすぎるから、一部を捨て景気を冷やす役目が税金です。

日本以外の国では、税金は財源ではないのです。良性インフレ率の調整装置です。

記事→ 税金が捨てるお金である道理

減税の反対語は増税です。ばらまきの反対語もまた増税です。「ばらまき」の語からして、経済成長をさせまいとする利益団体がばらまいた言葉です。
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