経済成長がストップした原因は、増税だと理解できた
新型コロナの後半から、国民が徐々に理解した財政の基本がこれ。
・ 増税で不景気に変えることが可能、減税で好景気に変えることが可能
増税すると円の総量が減り、金欠になり国民がキレやすくなる。
逆に減税すると円が増量し、物がよく売れて店も繁盛し、国民は笑顔で寛容になる。
国民が長年、それを理解できなかったのはなぜ?
洗脳され、嘘で理論武装していたからです。白紙状態とは違う。
税金は財源だという嘘です。嘘に従うと無限の重税になります。
徴税とは余剰金を間引いて廃棄する、通貨抹消の工程であり、税金は捨てるお金です。
政府は「打ち出の小づち」を持ち、お金不足で泣かない。もし泣いたらウソ泣きです。
じゃあ、何が財源?
公金です。政府がボタンを押して出すデジタル数字の「公債」です。
具体的には「国庫短期証券」「国債」「財投債」が日本の財源です。
円を増やすには円建て公債を発行する以外にない、国際仕様なのです。
7兆円減税すれば、7兆円の公債を発行するだけの話
1973年から世界は「金本位制」を完全に廃止し、「管理通貨制度」に変えました。
国の予算金は、自国通貨を刷り足して、それで支払います。
多く支払えばお金が増えて、みんなの手取りが上がる。
日本人はそれも知らないわけだ?
「減った分は何で埋めるの?」に対し、正解を言えない有識者だらけ。
財務省を非難するユーチューバー評論家に、財務省出身も複数います。彼らは「減税分は国債発行さ」とスッと言えず、「この出費を削れば減税は可能」と言いますね。
お金を増量せず移動するだけの、ゼロ成長志向。
間違った解決案が出る出る
・ 国会議員の数を減らせ
・ 子ども手当を廃止しろ
・ 途上国の支援をやめろ
・ 国の無駄はまだ多いぞ
・ あれを減らせ、これを減らせ、それも減らせ、どれも減らせ
東日本大震災の直前の、民主党の「埋蔵金探し」と同じ。「財源論」「貨幣のプール論」「金本位制」の思想です。
お金を増量せず移動するだけの、ゼロ成長志向。
たとえるなら、飲み会の会費の思考です。
国家運営を、会社の飲み会と同一視してる?
幹事が集めた会費が7万円足りないと、さらに集めるか、安い店に変えます。なぜか。
「消費税は絶対に廃止できない」の妄想も、飲み会の感覚です。
「国費は国民が負担する」は、飲み会の世界のまんま。
ザイム真理教の信者は、実は一般国民か?
国債を発行しない主義が、ザイム真理教の教義です。
そもそも税収の語がフェイクだし
税負担の語もフェイクですよ。
間違った論理1
間違った論理2
間違った論理3
それらが期待外れになる話でなく、今の過度な通貨廃棄に対し、国債発行で円を増量してカウンターしない限り、右肩上がりに戻せません。
国債発行を悪行と定義した洗脳が、国民性になった
商品生産力が高いのに、通貨増量を放棄しお金不足に悩む、カオスな国民性の正体。
突き詰めれば、国債発行を悪事とみる偏見が、貧困化を引き寄せる力です。
国債発行のイメージは「おぼれる者がつかむワラ」「末期患者が使うモルヒネ」。
日本人は国債をこう思っています。
・ 国債発行を言う者は、根性のない軟弱な大衆迎合のポピュリストだから嫌い
・ そもそも、国家がお金を必要なだけ発行できるなんて、うまい話はおかしい
・ 無料でお金を発行できるシステムなんて、労働の尊さを何と心得ているのか
・ 国債発行など手品まがいで人を馬鹿にして、僕は信じないし信じたくもない
・ 国債という卑怯で姑息な手段で命が助かるなんて、そんな命ならくれてやる
妄想の発端はいったい何なの?
ひとつは、お金をかけがえのない天然資源とみる勘違いです。神の領域にある「自然からの贈り物」を、国が人工的に作ってしまう越権行為に、罪悪感を持つのでしょう。
「国債発行は堕落のしるし、依存症になるから、断つ勇気を持て」と。
要するに、国債と覚せい剤が混線しています。
なんじゃそりゃ
まだあります。日本人の潔癖症と道徳心が、打ち出の小づちを許しません。
・ 仮に俺がお金を発行できれば、そんな身勝手を神が許すわけがないだろう
・ 無から有が生まれるなど、動物の世界にそんなものはあるわけがないのさ
・ ボタンを押したらお金がデジタルで出現なんて、おとぎ話じゃないのだし
・ 国は絶対お金に困らないなどファンタジー、もし本当なら戦争は起きない
20円かけて刷れば1万円が生まれる錬金術に、ばくぜんと「ずるいぞ」となる。
1万円を得るには、1万円を支払うべきだと信じる、ばくぜんとした正義感です。
国債発行をもう一度説明してみて
1473年生まれのコペルニクスは、お金は国家が管理すべきと言った一人だとされます。当時プロシア国が採用しました。地動説を言い出した、あのコペルニクスです。
当時のお金は銀貨金貨であり、「実物貨幣」「商品貨幣」と呼ばれる、間違った貨幣観の産物でした。その後の、兌換紙幣の「金本位制」は1973年に完全廃止されます。
新しい「管理通貨制度」では、国家の中央政府が「信用貨幣」を発行します。国家元首、中央銀行、市中銀行が組んで、政府貨幣を通貨に変換して国民にばらまく。
ばらまいた規模が、経済成長の規模になる。
ステップ2 = 準備金 (ベースマネー)
ステップ3 = 通貨 (マネーストック)
ちなみに、通貨価値の裏づけは発行した国の生産力なので、国際的に信用されるお金は、オートバイと車を作れる先進国の自国通貨です。
お金は政府が増やして、国民に与えるものなんだ
「君に与えるお金は、君が出す」だと、頭がおかしい。与えたことにならないから。
管理通貨制度では、国の財源は政府が刷ったお金です。毎月、毎週、日常的に、ひんぱんに刷ってばらまくもの。困った時の神頼みですがる、後ろめたいチョンボではなくて。

日本は今も唯一、19世紀の金本位制ってこと?
違います。
日本の財務省も、アメリカ同様にこの管理通貨制度を履行してきました。
皆さん、日本も国債で全額予算を出している事実を、全く知らなかったでしょ。
日本国もまた、税金ではなく通貨発行で、国費をまかなっているのです。
だったらなぜ日本だけ、経済衰退が続くの?!!
日本だけ重税だからです。ばらまいた増分を、いちいち回収するから。
アメリカは重税ではない。ばらまきを回収せず、国民に持たせたまま。
母が母乳を出して、子に飲ませるのは、どの国も同じ。日本もやっています。
時には子が母乳を吐いてしまうのは、飲みすぎた時です。多すぎると捨てる。
日本だけが、子が飲んだ量と同じ量を吐かせて母の胸に返済しないと、いずれ母の体重がゼロになり破綻すると信じています。結果、子は早く死んでしまいます。
もし税金が財源だと定義すれば、無限の増税(個人の年収=個人の納税)が正しいことになる理屈であり、平成日本の官製ジェノサイドは正当化される。
全員の死にまだまだ遠いから、まだまだ増税するわけね
財務省は民意どおり「国の無駄」をなくして貧困化させ、国民に怒られて困惑中。
国民は、国が崩壊する「財源探し」を続けています。
なぜ日本の民意は、税金が財源だとの嘘を信じ続ける?
アメリカ政府は、ばらまくお金はドル発行だと発言しています。
日本の政府財務省は、ばらまくお金は税金だと発言しています。
財務省が国民を洗脳しておいて、追い風に使ってる!
テレビ局が財務省の意向に反した番組を放映すると、いわば偽計業務妨害的な税務調査を食らうことが予定される(前例がある)から、財務省を聖域とするしかない。
減税を言う国会議員をスタジオに呼ばなかったり、呼んだ時は発言時間をごく短くして、国民が重税に疑問を持つのを妨げ、日本経済が上向くのを食い止めてきました。
テレビのニュースキャスターは「防衛費増額の財源が不足しています」と言う。財源不足は19世紀の金本位制であり、現代は無効である事実を伏せて。
世界各国は国債の一択であり、日本もまた国債で運営しているのに、一万円札が金庫に足りないフェイク報道を続けて、増税する空気を育ててきた。
首相の発言「安定財源が必要」の勘違い妄想に、報道部は失笑せず、うなずく。
「ジャニーズ」に並び「財務省」も、触れないタブーだったわけ。
カリスマコメンテーターたちが全員、日本経済をつぶす圧力をかけるのも同じ。
「消費税はいらない」と言うと番組を干されるから、増税に賛成するわけ。
テレビ人がおしなべてインボイスに賛成したのも、失脚が怖かった。