水の使用を節約する理由は、限りある資源を守るため
日本経済が下落し貧困化する中、高齢の方の意見で最も多い一言がこれ。
とりあえず、無駄を減らしましょう。
この一言は、何と経済下落を加速させます。
無駄を削減して何が悪いの?
減らすべき無駄と、増やすべき無駄があるのです。
減らすべき無駄は?
たとえば水道水。台所で出しっ放しに注意するし、蛇口のパッキングを節水コマに変え、噴出を微調節しますね。道路下の水道管の破裂も、急いで修理するし。
水道代がもったいないから?
違います。
水がもったいないから。水は限りある資源だからです。
山から海へと循環して無尽蔵ではあれど、川や池やダムの保水分は限られます。たまたま晴天が長引くと使い切って枯渇し、ついに断水して給水車が出動。
給水車は天然水の移動であり、増えない。回した分はどこかが減り、残量は底をつく。
そうなる前に、普段から節水して水の残り分を気づかい、水不足を予防するのです。
水道代ももったいないけど?
その議論は、社会的には無意味です。
「公金は足りるまで増やす」を知らないと何が起きるか。「上下水道を直す財源がない」の悲鳴の次に、道路に穴があいて車が落ちて悲鳴をあげて「これでいいのだ」。
公金は使うたびに刷り足す仕組みか
お金は政府が必要なだけ発行する国際的な決まりで、永久にわき出ます。
財源は国債発行です。税金は財源でない。
国の財源不足はお芝居であり、金欠で泣くのはウソ泣きです。
国が一人に10万円ばらまけば、国は何円負担する?
13兆円の発行に要するお金は、全部で0円です、無料、タダ。
プリンター購入費も、用紙代も、電気代も、職員給料も、いっしょに発行するだけ。
発行額だけ円の総量が増え、経済成長します。水とは全く違う性質です。
でも今も経済低落だし貧困だけど?
日本だけの奇行で、成長分を増税と保険料値上げで回収し、永久に成長ゼロで当然。
国がお金を多く使う責務は、国民の手取りを増やす目的
国に財源不足は起き得ず、言い出す大臣に国民は「クソ芝居をやめろ」と言えばよい。
国民が水道代の高騰で困れば、水道代を発行して配るよう政府に要求すれば正解です。
現代国には、水道代の補助制度が必要です。
今のガソリン代に同じことがいえるね
コロナ終盤からロシアウクライナ戦争へ続く石油や電気料金の高騰は、コストプッシュ型インフレです。原材料の高騰だから、儲かるのはサウジアラビアやロシアです。
正解は、政府がお金を無料で刷り、値上がり分を埋めること。その額だけ減税。
貧困化を進めたい側は「刷り足せば日本は破綻するぞ」と嘘を吹き込み、国民はまんまとだまされ、通貨削減に加勢して「失われた36年」です。
世論は「何も買うな、お金を使うな」だし
1978年の出来事がこれ。
ある市が激しい渇水になり、断水が続いた。市が節水コマを全戸に取り付けた。後に水が豊富に戻っても、各戸の使用量は減ったまま水道局は減収となった。
減収でも公は倒産せず、国債発行した公金(地方交付税交付金)で埋めるだけ。
景気の上下も国債発行で決まるのね
当前です。1973年から各国の景気は、政府がボタンを押して変えます。
・ 日本政府は、国を不景気にする方針
与党が、なぜそんなひどいことをする?
選挙に勝つために、年配の次の願いに寄り添いました。
とりあえず、無駄を減らしましょう。
今の貧困化は民意に沿い、民意が「無駄を増やせ」なら高度成長へ逆転します。
でも簡単に変わる気配がない
今の気配が、これだからです。
とりあえず、無駄を減らしましょう。
国の無駄の正体は何なの?
公共事業です。インフラ整備が大半。
工事を節約して、トンネル崩落や洪水も起きたっけ
高速道路死亡事故になった禁断の「平面Y型インターチェンジ」も、工費節約でした。
埼玉の道路陥没や、福島の原子力発電所爆発も、背景はコストカットです。
国の無駄とは、国民の生命財産を意味します。
話をまとめると、国民は何を勘違いしてる?
勘違い2 = 国費は国民が負担するもの
勘違い3 = 国の運営費は僕らが払う税金
勘違い4 = 一万円札を1枚刷ると1万円払う
勘違い5 = その1万円が積もり子孫が返済不能
国民は知識がないから、これらを笑い飛ばせず、泣いて線路に身を投げる始末。

企業や個人が無駄を減らしても、やはり不景気に落ちる
打ち出の小づちを持つ政府に対して、企業、家庭、個人は全く立場が違います。
民間会社も個人も、お金を刷ると重罪になります。国に絶対に起きない「金欠」現象が、会社や個人には普通に起きます。
でも個人が出費を節約して、子供食堂が増えたね
商品を買う人と売る人は、同じ人だから当然です。
節約でデフレスパイラルか
「お金を使うかどうかは個人の自由だ」で済みません。お金は「経済の血液」と呼ばれ、循環すれば経済成長します。経済成長とは、国内総生産GDPの増大です。
もしお金の動きが縮小すれば、各部の血流が止まり壊死します。
・ 餓死や無理心中、ブラック企業の激増、就職できずネット募集で強盗殺人
企業や家庭や個人と違い、お金を刷り足す権限を持つ政府がお金を発行し、皆のサイフに入れてやって初めて成長のスタートが始まります。
企業や家庭や個人に「貯蓄せずに使え」と政府が命じても無意味。
国策で賃下げを続けるせいで、皆は破産を恐れて貯蓄するのです。
国がお金を刷って、国民に渡せば済む話ね
済むどころか責務です。国民は通貨発行禁止なので、自己責任なわけはない。
選挙と無縁の財務省が、お金の増量を拒否するのはなぜ?
財務省の人事評価が増税実績だからです。通貨の増加分以上を減らすマイナス成長作戦が「プライマリーバランス黒字化」であり「財政健全化」です。
国民は日常的にだまされて生きてるんだ
日本人の勘違いぶりを知った外国人は、自国政府が刷り足した自国通貨を円と引き換え、日本国内の企業や土地建物、森林や平原も買い叩いて私物化し儲けています。
「何か変だぞ」と気づいた日本人が、『財務省解体デモ』を起こしました。デモを批判し反対するカリスマ有名人らは、日本を買い叩く側にコネを持ちます。
庶民もけっこう財務省に味方してない?
日本人は学歴信仰が強めで、東大法学部卒が多い財務省を崇拝する空気はあります。
「低学歴の庶民の言動は、信じるに値しない」の声がすぐ出てきますね。
経済学部じゃなくて、法学部なのはなぜ?
知られざる学閥の裏です。
東大の一角が日本を毀損した戦後教育は、進駐軍に親和的な日本人が積極的だった墨塗り教科書を、当時体験した年輩はピンとくるでしょう。