ジェノサイドジャパンの首謀者は、財務官僚というオチ
参議院議員が財務省と日本銀行の代表に「お金を発行する手続き」を説明させた、国会のひとつです。財務大臣も登場する動画です。
国債発行でお金を増やせば好景気、増税でお金を減らせば不景気になるメカニズムです。
1億2700万人の生命と財産を左右する話なのに、参議員1名と日本銀行1名だけが詳しく知り、他の人たちはチンプンカンプンのすごい会議です。
(参議院決算委員会質問 令和4年4月11日)
日本銀行はよく理解し、財務省は全く誤解している
日本銀行代表は、「政府が発行した国債を日銀当座預金に換えて、それを政府が支払いに使えば、国民の銀行預金は増える」という原理を証言します。
外部→ イングランド銀行が説明するマネー・クリエイション(PDF)
財務省は「増える場合も、減る場合もある」と、おかしな説明を始めます。
「減る場合」は国債を銀行でなく個人が買った場合だと言い出し、誤りです。国債購入は期日指定定期預金相当で、購入者は資産を減らしはしません。子どもだましです。
財務省は話があいまいで、ふらついてるね
財務省は引っかけ表現と、余談に振って焦点をずらす手口を多用しています。
たとえると、こんな感じ。
回答:「水を飲みすぎると不健康で、亡くなることさえあると考えております」
こういう詭弁で素人をびびらせ、水を飲ませまいとする手口が財務省です。
水を飲むとはどういう意味?
国民のマネーストックを増やし、買い物させて、企業を儲けさせる意味です。それを徹底拒否して「失われた30年」こと「平成ジェノサイドジャパン」をキープしています。
財務大臣は「今まで教わってきたことと、頭を切り換えることができないが、ひとつひとつ追いかけていくと、そのとおりだな」と言います。
なのに「プライマリーバランス黒字化目標は続ける」と言い、自らを修正できません。
経済悪化を今理解したそばから、さらに悪化を選ぶのかよ
無責任な日本人のシンボルです。
「凍傷の患部を冷やす今の対処はだめで、温めれば治ると理解しました」。
「でも、患部を氷で冷やす今の方針は、続ける所存です」と。
国民が間違っているのは、お金の意味と機能
国民は国民で、経済に関して正しい認識は何もないでしょう。
国民は次のように、何から何まで徹底的に間違っています。
・お金は人が働けば増え、使えば減り、寝かせておくと減るのを防げる
・国民が働いて生み出したお金を集め、国に上納して予算金を備蓄する
・国の無駄づかいが多いと、国の金庫の一万円札を使い切り、破綻する
・1億円の発行で政府は1億円を負担し、国民や子孫が1億円を賠償する
これらは、全て嘘っぱちです。でもほとんどの人が信じています。
特に高齢者は惰性的に信じ込み、それでものすごい重税なのです。
そこまで間違いづくしで、「石の上にも三年」の10倍以上の33年も「失われた30年」を続けている、今の現実と整合します。
国民の命を軽視する平成日本の風潮は、政治が率先していた面は確かにあったのです。