日本の緊縮財政は良い悪い?=キンシュクザイセイは不況国家

緊縮財政

日本が目指す緊縮財政は、誰が何をどうすることなの?

緊縮財政(きんしゅくざいせい)という言葉が、さりげなくあちこちに出てきました。この語はどういう意味なのでしょうか。

こういう意味です。

国民に与えるお金を減らす。

国民の所得を減らして、貧困化させて、大きい買い物をできなくして、国のGDPを引き下げて、国の経済力を弱めて、国力を衰えさせる行動指針です。

さらには、他国から格下に見られて、他国から馬鹿にされて、他国に領土を攻められて、他国に資産を明け渡すという方向です。

ってか、狂ってるじゃん

まさかと思われるかも知れませんが、字をよくよく見てねー。

「緊縮」という漢字は、伸びたり発展することと何か反対ですよね。

余裕がなくてきちきちで。ルーズでなくてタイトで、大きくなくて小さい。

拡大でなく縮小

本当だっ!

要するに縮んで、小さい存在に変わること。

縮んでいくことに未来を託すなんて、確かに悪い冗談に思えますねー。

日本政府はなぜ緊縮財政を続けて、日本を倒したいの?

国の無駄づかいをやめるよう、国民が政府に訴えたり怒っているからです。

確かに「国の無駄をなくせ」と、国民は言い続けていますよね。日本政府は国民の願望に沿って、お金を使わないよう心がけています。

どうすれば無駄は減る?

「国がお金を使う」とは、国民に仕事をさせておいて、次に貨幣を新発行して支払う行動です。政府対国民の関係で、追加発行したお金を国民の側に与える作業です。

第一に、公共事業です。国立施設の建設工事が大きいでしょう。

第二に、補助金や助成金です。

それを国民がやめてくれと言っているから、そのとおりやめて国民の所得が減って、自己負担が増えて、貧困化して、自滅して早死にするだけの話です。

政府は国民を裏切らずに寄り添って、望むようにして国民を不幸にしてくれています。

無駄づかいってそういう意味?

国にとって一番の無駄は、国民なんですよ。

政府の負担になるコストは、国民が多いほど増えます。

国民が誰もいなくなれば、無駄づかいする対象が消えてすっきりしますよね。

政府はお金を使わなくて済み、財政の黒字を達成できます。

会計制度がそうなっています。政府がお金を国民に渡せば、政府は赤字となって、国民は黒字となってイコールでバランスする、それが帳簿の書き方なんですよん。

たとえるなら何?

親が子どもにあげた、こづかいと似ています。

親が赤字で子が黒字になる、その親の赤字を悪とみなしたらどう変わるか。

子どもにあげなければ、親はこづかいの支出で赤字になりません。

子どもをつくらないか、いるなら亡くなってくれたら、親は緊縮財政に成功します。

自分側の赤字にこだわれば確かに

人口が減ったり、少子化が起きると、政府赤字は金額が減る理屈です。

育てる子どもなんて国内にいなければ、お金は大いに節約できますよね。

政府を黒字に反転させるその計画がプライマリーバランスの黒字化で、それを財政健全化と呼んでいます。日本以外の国はやっていませんから。

財政健全化は日本国民の皆殺し計画だ」と指摘する先見の明の人がいます。

その計画、別に極論的なたとえでなく、中央でまじめに検討されていますよ。

みんな何で騒がないの?

何のこっちゃか、チンプンカンプンだからに決まってるじゃないですか。

難しい話に興味がないからです。

ゆとり教育とかいう、あれかな。政治的対立自体が汚らわしくて、うるさい論争は聞きとうないと、払いのける人が多いし。それで貧困化がここまで進んできました。

触らぬ神にたたりなしで経済を敬遠して、きれいなものだけ見ようとして、28年も落ちてきたのです。日本国民は、自分の運命に関心が低い傾向はあるようですね。

死にたくない国民は、今後どう行動すればよいのか

自分たちが無知でした、愚かでした、考えが逆でしたと、政府に伝えることです。

どういうかたちで?

無駄づかいを公約する議員に投票するのです。無駄をカットする議員を落選させて。

無駄づかいとは、政府財政出動です。積極財政です。財政拡大です。

それだけの話だったの?

よくこういう言い方があります。

「正しい政府に戻って欲しい」。

「国は正常化して欲しい」。

それは無理。国民の願いに反して、国民を貧困化させたならわかりますよ。国民の願いが貧困化を目指しているのですから、どうしろっちゅうのですかねー。

正常化しようにも妨害が入りそう

たとえば今から政府が公共工事を発注して、日本を上向かせようとすれば、すぐに次のようなオピニオンリーダーやカリスマ評論家たちが、政府叩きをやるんですよ。

「政治家も官僚も、国の無駄づかいをまた始めた」。

「ありもしない災害を無理に想定して、俺たちの税金をドブに捨て始めた」。

「津波とか洪水とか噴火とか、21世紀の先進文明国で起きるわけなかろう」。

「ドイツでもフランスでも起きてないし」。

「危機をあおって、貴重なお金を使い込もうとする汚いやつらめ」。

「やつらを落選させるか、裁判にかけろ。国家反逆罪で死刑にしろ!」。

国家反逆はどっち?

凍傷になった国民の足に政府がお湯をかけようとすると、「お湯をわかすのに僕らの血税を使って、何と思っているのかぁ」と、国民が怒るんですよ。

別の人は「全身に熱湯をあびて大やけどしたら、大変なことになるぞ」「家を全焼させて街を大火事にしたいのか」と怒鳴ります。報道もいっしょになって。

国民は悪化するよう叫んでいるわけ?

お湯をわかすコストは貨幣の新発行であり、その分だけGDPが増えるのです。

自分が納めた税金は、インフレ抑制で貨幣の間引きが目的です。

自分が納めた税金は、貧しい人に渡っていないとも知らずに。

世界各国は、日本と逆をやっているとも知らずに。

逆をやるから結果も逆なんでしょ

無駄を責められた政府は、言われたとおりお湯をやめて、水を凍傷の足にかけます。

貧困化を望む黒幕は実は国民でした

日本国民は、ウルトラマンや仮面ライダーやアンパンマンが出てくるたびに、財源の無駄づかいをやめろと言い続けてきたわけです。助けるふりした税金ドロボーめと。

怪獣や悪人の方に投票して、地球の平和を守らない決意を示してきたわけです。

日本政府のポリシーである緊縮財政とは、日本経済を小さくして貧困化させる露骨な漢字です。国民は縮むほど良くなると思い、貧困化に賛成中です。
Photo: by Esteban Lopez on Unsplash