GDPを上げる提言は、結果をいじる逆転ばかり
日本経済への提言は、結果をいじって原因を除去する間違いだらけです。
お金がお金を生む流れに、日本は全く乗れてないと思います。
日本のGDPを上げるには、1.円高に舵を切る
2.金融経済に関する教育、貿易や国際的eコマースに関する教育を強化する
3.生産性を阻害する様々な手続きを廃止か自動化する
4.人材流動性を高め、能力と性格にマッチした集団に再配置する
5.敗北した企業のM&Aに政府系金融機関が積極介入する。
上記5か条は、因果関係が逆です。GDPを故意に下げたから、1~5が悪化しました。
体の冷えを止めるには、扇風機を止めます。
体の冷えを止めれば、扇風機が止まる順序ではなくて。
GDPを上げるには、政府支出を増やす以外にない
日本のGDPを上げる正解はこれ。
2.政府が国債を発行し、財政出動してGDPを直接上げる
3.政府が国民に通貨をばらまき、国民に企業製品を買わせる
政府以外に解決できる者がいないわけね
これ以外の提言は、日本に起きている現象を理解していません。
無理解だから「石の上にも三年」の、10倍もの「失われた30年」なわけ。
ネットのご意見番たちはどこが勘違い?
冒頭の一文が間違っています。
お金がお金を生む?
お金を生むのは銀行です。お金が生むのではなくて。
後に続く主張は全ておかしいわけか
お金が足りない時は、銀行から誰かが借りて増やします。返したら逆。
みんなの間違いは、お金が増える仕組みの基本
コースは二つ。
B:社長か一般人が、市中銀行の融資を受け、市中銀行から通貨発行する
Bは今は無理です。デフレ不況で、みんなは所得減で物が買えないから。
デフレだと社長は投資する気になれず、一般人も住宅ローンを組む気になれず。
Aが、デフレ不況で唯一の解決策です。
政府がお金を追加発行して市場へ入れると何が起きる?
国民にお金を与えると、みんなで物やサービスを買います。
買えなかったおにぎりとか、ほころんだ下着を新調したり、夕食のおかずを増やしたり、予備のスマホやPCを買うとか。学費を払えなかった私立学校に行けたり。
応接セットとか、ビンテージギターとか、天体望遠鏡も買います。
飲み会にも行くし、文化教室にも、温水プールにも行くし、本も買うし、子どもにピアノを習わせたり、ゴルフやスキーやテニスに行くよう、消費行動が変わります。
ばらまいた結果、初めて5か条が満たされるわけか
商品が売れ出した企業は資金ぐりが好転して、温めていたアイデアや商品開発を再開し、イノベーションを始めます。給料や報酬も増やせるようになる。
5か条の5の「コア技術や最終消費を、海外ファンドに流出させない」は、「流出を止めればお金が生まれる」ではなく「政府がお金を生めば流出が止まる」です。順序が逆。
親の暴力をやめさせれば、子の顔のあざが消える因果関係です。
あざを消す努力の結果、暴力が止まるのではなくて。
そこに日本財政破綻論が立ちはだかる!
財政破綻の嘘が、2日前の『参議院財政金融委員会質問』で正されました。
「バブル後にデフレ不況へ落ちた順序」の記録です(2022年3月15日)。
この議員の説明をたとえるなら「政府が国民に出す肉料理は、牛や羊の肉だ」です。
ところが財務官僚は、「肉料理は国民の身を切った人肉なので」と説明します。
人口が減りゆく中で、取れる人肉が減るから、出す肉料理を減らし続けたとの説明。
身を切らせる目標が「財政健全化」「財政再建」と呼ぶ標語です。要はジェノサイド。
国民の人肉以外の、牛や羊の量をゼロにする目標です。
いくら食べても成長ゼロ。
プライマリーバランス黒字化目標ね
「税金=予算金」を目指し、1997年からすさまじい貧困化が起きました。
税金は通貨の廃棄なので、税を財源にすると過酷な重税になります。日本だけが。
餓死やホームレスに追い込まれる人が続出、独身女性は首を吊ったり線路に飛び込んだ、そうなるよう努めた犯人たちが、モザイクなしで映っているすごい動画です。
失われた30年へ故意に持って行った者を、ついに国会議員が問い詰めた動画です。