健康保険の保険料は実は納税:国債発行で運営するので破綻しない

たった今も健康保険は、国債発行で運営されている

「国の健康保険は、僕らの保険料で運営する」は間違いです。

「健康保険は破綻が近い」は脅しのデマ。

国民は医療費がかさめば、国が一万円札を使い切り、おしまいだと勘違いしている

世界に誇る福祉制度「健康保険」は、実際には日本円の国債発行で運営されます。

それを知る人が急に増えてるけど

国の事業は公金で運営します。公金なしなら、単なる一般企業です。買収や倒産、廃業、撤退と不安定なので信頼できず、社会の基盤にできません。

公金を入れる分野はなぜ必要なの?

貨幣の供給です。通貨発行権は政府が持ち、国民に渡した増分が経済成長です。

国が運営する事業は、政府が発行した貨幣を国民へ供給する、主要ルートである

公共事業で民間企業に公金を支払い、民間企業から拡散させれば合理的です。

各国政府は特定分野を国営化し、民業にも補助金を出して、貨幣を市場に供給する

国会議員が相談して国づくりを方向づけします。市場原理だと乱れて脱線しやすい。

どんな分野が公共事業に適する?

たとえばアメリカの郵便局は国営公社です。郵便を民営化すると行き詰まるからです。

民営化だと採算を度内視するので、不採算部分から撤退し、限定サービスに変わる

先進国で多いのは農業です。農家はコストがかさみ、市場原理では成り立たない。

稲作を個別農家の自己責任にし、減反政策も続けた、日本の米不足が失敗の典型。

アメリカやフランスのように農家を公務員に近づけ、耕運機や温室も配れば、食料危機は薄れます。外国が仕掛ける兵糧攻めで、弱腰になる外交も防げる。

市場原理だと崩壊する分野は他にもあるね
一般道、高速道、鉄道、電気ガス水道、医療、年金、文化、伝統、軍、兵器、宇宙

家から一歩も出ない人さえ、物流や通販で道路網の恩恵を受けますね。民営だと営利目的に通行料が上がり続けるし、買収やオーナー交替で閉鎖もある。

郵政民営化で、はがきや封書の切手代は何円下がったか、調べてみましょう。

保険料を国民が多く払うほど、経済縮小し企業は倒産

国営なので、医療費の内訳は「原点」がこうです。

公金  = 100%(国債発行)
保険料 =  0%(毎月の保険料は無料)
医療費 =  0%(病院窓口での支払いは無料)
国民が払わないのが原点ね

理由は、国民が払う保険料は、実は税金だからです。良心的な市役所サイトは「保険料」と書かずに「保険税」と書いていますね。保険料の納付は、納税です。

似ているどころか、同一の施策、通貨削減です。

払った保険料もまた、国債発行残高と相殺され、価値が失効する。

税金は財源でなく、過度な余剰金を市場から間引いて廃棄する、通貨抹消である

多くの国民が、重税が日本を壊した事実に、すでに気づきました。ところが。

税金が余剰通貨の廃棄だとは理解できていませんね。今も、政府のふところを温める集金のつもりですね。重税なほど、国の所持金が増えると勘違いして。

国の財源は国債だと知らないわけです。日本国民は。今も。

だからこうなのね

税金の意味や目的は何なの?→ある数字を国が守る意外性
税金を国の財源だと誤解し、日本は必然性なく貧困化しています。このウソが日本を全く狂わせていることに、国民は徐々に気づくはずです。税金は国の財源だとウソをつきたくなる心理を考えます。
今の健康保険で、公金と保険料の割合は?

日本が目指したのがこれ。

公金  = 35% = 国債発行で造幣して補助する    ← これが運営主体
保険料 = 35% = 個人が毎月払う保険料で互助し合う ← 徴税して景気を冷やす
医療費 = 30% = 個人が病院の窓口で払う      ← この消費も徴税に相当
国民は医療に、平均65パー払ってる計算か

おりる保険金は医療費の70パーと皆同じでも、保険料は職業で異なる。

公務員   = 保険料 35% のうち、自分が 17.5% 払い、政府が 17.5% 払う
給与所得者 = 保険料 35% のうち、自分が 17.5% 払い、会社が 17.5% 払う
個人事業者 = 保険料 35% のうち、自分が 35% 払う

窓口負担が30%だから、医療全体への負担率が職業でこうなる。

公務員   = 医療費を自分が 47.5%、政府が 52.5% 払う
給与所得者 = 医療費を自分が 47.5%、会社が 17.5%、政府が 35% 払う
個人事業者 = 医療費を自分が 65.0%、政府が 35%払う

「民間会社の社員の保険料は、会社が半分払う」の説明には隠し事があり、会社は社員の給料を削って回すしかできず、ふざけた制度です。

公務員だけはタダで出せる国債発行の公金で埋めるから、民間企業に生じる隠れ賃下げはない。発案者は公務員だろうし、自分たちが得する仕組みです。

最初から不公平にしてあるんだ

しかも保険料は累進課税でなく、もろに格差拡大させます。

税金は皆が「同額」だと格差が最大化し、「同率」でも拡大します。

日本の健康保険制度には、良質な「博愛思想」と悪質な「選民思想」が混在する

国保は世界的に優れている反面、差別主義的な人頭税すら含んでいます。

国税は「収入-経費-控除」にかかり、保険料などを多く払うと軽減する。
県市町村の地方税は「収入-経費」にかかり、払った保険料も控除せず儲けに入れたまま計算するから、年間赤字のワーキングプアも借金して払わされる。

国税だと「儲けなし」に分類され所得税ゼロなのに、地方税だと「大儲け」に分類され、住民税がかかり、国民健康保険や介護保険料が嘘みたいにはね上がり、貯金を崩す。

ネット募集強盗殺人の容疑者が、保険料滞納に悩んでいたのは象徴的です。

窓口負担が有料だと、健康意識を高める効果が期待

窓口負担だけは、有料が正解でしょう。

窓口が無料だと、暇つぶしに病院へ行くとか?

有料なら窓口負担が嫌で、健康に気づかう人が増える理屈です。待ち時間も短くなるし。が、窓口負担が大きすぎると、病院へ行けない者が増えるジレンマ。

「軽い症状なら病院へ行くな」と「重くなる前に行け」の兼ね合いで、窓口負担は医療費の1~3割がよいでしょう。

日本の理想はどうなる?

一案はこれ。

公金  = 70 % = 国債発行増で景気向上を重視
保険料 = 0 % = 格差拡大の人権侵害を排除できる
医療費 = 30 % = 病院窓口では有料にする(高齢者 = 5 % など)
保険料ゼロだと破綻すると言う声が絶対あるw

お金の性質を間違った「貨幣のプール論者」です。人工のお金を、天然資源の人間よりも大切に守りたがる危険思想です。

やばい思想が議論に混じれば、今のような壊れた日本が定着するでしょう。

「母が出す母乳は赤ちゃんが負担する」式の危険な宗教に、日本は染まってはだめ。

ところで、アメリカは医療費がガチで高いよね

自由価格のせいで、患者が足元をみられる社会現象です。福祉を排除する思想の影響。

1日入院の盲腸手術は、保険なしで日本は28万円、アメリカは320万円。10倍以上になり「払うか死ぬかを選べ」で、中間層はアメリカ脱出願望が強い。家賃も似た高騰です。

でも日本と違い、アメリカは経済成長してる

アメリカ政府は、農業、兵器、高速道路、ITに大金を入れています。ドル建て国債発行でドル通貨を国民にばらまく窓口の産業は、日本と分野が違うし規模が大きい。

政府が国を運営するには、貨幣を国民経済へ注入する分野を、国民性に合わせる

進駐軍の指示で兵器やジェット旅客機の製造を禁じられた日本は、医療や福祉の分野に円をばらまく社会保障で、昭和に世界二位に伸びました。

平成に福祉を削りまくったのも一因で、経済衰退して四位に落ちたわけ。

昭和の健康保険は今とどう違った?

昭和の窓口負担は、自営業3割、サラリーマン1割、高齢者は無料でした。

後に一万円札が枯渇する迷信で窓口負担を上げ、おもしろいように貧困化したわけ。

経済成長させない秘訣がこれ

財務省解体で正常化したら、お金はどこまで増やせる?

平均所得が今の2.5倍くらいでしょう。

政府が国民にお金を持たせて機能する上限は、市場の商品の量です。極端すぎる金満だと商品が売り切れ、お金の価値が落ちるからです。

・ 商品が多種多様で多量な日本は、お金を大量に刷り足してばらまけば釣り合う
・ 反対に商品が乏しい途上国では慢性的に品切れし、お金を増やせる上限が低い

今の日本は、途上国化への途上だとわかりますね。

そんな反日的な国策が、なぜ堂々とまかりとおる?

「税金は財源だ」と、大多数が勘違いしているからです。

現に増税する政党ほど選挙に勝ち、今の四強とも緊縮で増税です。

「自分が飲む水は、自分の体から出した水」に、国民が合点しているから。

「税は財源」とは「君が利尿剤で出した500ccが、君に飲ませる500ccだ」の意味

健康保険が絶対に破綻しない理由は、国債発行で回す原理だから。保険料も窓口負担も納税であり、最近の料金アップは手取りを減らす攻撃です。
Photo: by Martha Dominguez de Gouveia on Unsplash