税金は財源でないと理解して初めて、貧困化はなくなる
一人の最低限の暮らしを保証する憲法25条に基づく年収が、基礎控除額です。
今の基礎控除48万円は当然、憲法違反です。アメリカは213万円相当なのに。
基礎控除に注目を。
それをどう変える?
基礎控除は働く全員に有効なので、事業者も富裕層も手取りがはっきり増えます。
でも財務官僚やOBは、鬼のように大反対して縮小してる
よく見てね、同じ数字が出てきますよ。
同じ数字「123」を出現させて、国民の願いに応じたかに錯覚させる知能犯。
こんな調子で、大筋でも詳細でも、国民は35年だまされ続けました。
財務省はなぜ減税幅を小さくしたがる?
局長や事務次官に出世する競争です。今の人事評価は増税への貢献です。史上最高の税収をあげれば、トップに上がれて勝利する。愛する妻や子の幸せの切符。
万一、政治が好景気を目指したら、能力の採点ができません。上司の選出が不可能になり省内は大騒ぎに。彼らにとって第三次世界大戦です。
何よりも、今の出世頭はトップになり損ね、約束された未来が消える。数人の人生が狂わされ、悲しみは天より高く海より深い。
そこで、国民所得をなるべく低くとどめた手腕の評価へと、臨機応変に改めました。
省益で国がここまで壊れたのは怖い
ところが国民は「重税がデフレ不況の原因だ」は理解できても、税収で国をまかなう誤解は正せていません。税を財源とする勘違いは今も残ったまま。
それは、どこでわかる?
「財務省の無駄を削れば、減税分は捻出できる」の投稿がやたら多い点もそう。
減税すれば景気が上がるとせっかく理解しても、ハウツーが「節約、削減、縮小」だと、通貨減量で景気は下がる。つまり国民は今もザイム真理教べったりで、理屈が逆さま。
財源をめぐって日本人同士が衝突し、憎み合い、殺し合う選民思想は当分続くでしょう。生きる楽しみがお金不足で消えた者たちの、イライラ暴力や殺人未遂は続く。
まずは税が財源でない理由を、三行で説明してくれ
国の政府は通貨発行権を持ち、ボタンを押してお金を増やすのが仕事だから。
一行で済む話かよw
財源が通貨発行だと知らない者たちは、減税額だけ他を増税する「朝三暮四」で、永久に経済成長ゼロに甘んじるほかない。
「消費税を減税はできても、廃止は不可能だ」の妄想発言も同じで、消費税がない昭和に『ジャパン・アズ・ナンバーワン』だったことすら知らない面々です。
集めた税金を使う、の概念が真っ赤な嘘です。
てことは、国家反逆の財務省とて税金ドロボーとは違う?
財務省は国民から絞り取った重税から、1円もピンハネできないし、裏金も作れません。税収は全額きっちり捨ててきました。増税工作に使う資金は、必ず国債発行です。
「重税で国だけが儲かる」も勘違い。政府の羽振りのよさも国債発行です。政治家や財務官僚とて税金を使う物理的特性はなく、天下り企業からの高報酬がせいぜい。
この基礎知識がない国民は、増税に対して生活苦を訴えるしか手がない。財源が足りないというお芝居に何も反論できずに、延々と賃金を没収され廃棄されるだけ。
税収の語はフェイクで、金額だけ貨幣が減ります。税は捨てる計算です。
国民は、お金を捨てたらもったいないと言い出しそう
捨てるなら僕にくれと言い出しかねない。個人的な金銭欲が先走りし、通貨のだぶつきを処理するメンテが理解できない。
そこで今回、国債発行と税収の図を用意しました。たぶん世界初の図版です。
税金を捨てる仕組みを、簡単に図示してみたら
現代の世界の財政手法を「管理通貨制度」と呼び、財源は公債です。政府貨幣を意味し、代表が国債(国庫債券)です。
政府は自国通貨建て国債を発行し、ベースマネーに変換して待機させて、商品を製造した報酬として企業や個人に、市中銀行から発行した通貨を供給する。金額は人それぞれ。
極端に多くゲットする者も現れるよね?
その高額所得者は、横暴で支配的になる可能性が高い上に、爆買いで商品不足になる。
そこで高額所得者から順に、今年ゲットしたお金の一部を、年明けに没収し廃棄する。
過大な所得の一部を間引いて、捨て去る通貨を、税金と呼ぶのです。てことは。
国債と税金、その関係を示す図
国の年間予算、100兆円のつくり方です。
考え方A = 税金を取った分だけ、税金を捨てる解釈 ← これが正論
考え方B = 税金を取った分だけ、国債を減らす解釈 ← 予算金づくりをイメージしやすい
もし税が財源なら、黄色い部分の国債がないんだ
Aが正論なのは、新政府が樹立して通貨制定する前に、国民は納税が不可能だからです。国の財源は政府発行の国債に決まっており、納税はその後になる順序。
出産した母親が、先に子に母乳を納めさせて胸に蓄え、子に飲ます順序はあり得ない。
国民からお金をもらわないと、予算が不足する総理大臣の演説は、中二病の虚言です。
考え方C = 取った税金を財源とする中二病ふう解釈 ← 黄色がなくお金が増えない
まだ国民はCを信じてるんだ
ザイム真理教の信者は庶民もか
国内に7千万人はいそうです。日本の国教はザイム真理教。
わかったような言い方で減税案を叩く人々は、財務省の御用学者が手掛けたフェイク本を読み、理論武装して日本つぶしに協力してきました。
記事→ 素人論客らも吠えたフェイク理論 ← 終末をあおるカルトの手法
最高税収が続いた今、若者の強盗殺人ブームだしね
「史上最高の税収なのに、まだお金が足りないの?」を、嘘つきへの冷やかしで言うならわかる。財務省の出世競争への冷やかしを。でも、本気で首をかしげる人は変です。
これも皮肉を言っており、真剣におかしいと思うとヤバイ。徴税は通貨の抹消です。取れば取るほど、この世のお金が減っていく道理です。当然、福祉も切り捨てられる。
売上税は格差拡大と貧困促進に特化し、「直間比率の是正」は格差拡大の言い換えです。
形式的には庶民の所持金は富裕層のサイフに入りました。経団連が希望した階級闘争は、庶民を増税し富裕層を減税する構造改革で、庶民からの搾取に成功しました。
しかし財政では、消費税は全額が抹消され、誰かを潤わすお金にはならない。輸出還付金も国債発行です。ひそかに高く増額した議員報酬も国債発行。公務員給与も国債発行。
つまり、11月選挙で若者が目覚めた「減税=景気上昇」以外は、今も嘘ばっかり。
財務省は富裕層の大増税も計画中です。東大法学部出身ゆえ、経団連を下にみている。