
「税金の財源」という、世界初の概念を考える
「国の財源」や「地方の財源」はよく聞きます。
でも「税金の財源」は聞きませんね。
税金の財源という概念は、世界初の着眼点です。
当然、税金にも財源はあるわけだ
住民が納める税金の、納める前の正体は何か。
お金は、天から降らず、地からしみ出ず、野に咲かない。
お金は人工物です。
天然資源のつもりの人が多いが
「お金は限られた資源だ」と言い切った大物がいましたね。嘘です。
お金に似た発行物は、他に「切手」や「乗車券」があります。必要なだけ発行する。
いいですか。人が発行する発行物です。お金は。
必要な場面で発行せずに問題解決を妨げる動きは、どうもおかしい。足りない時に発行をさせない態度は不合理であり、他意があるお芝居です。
・ よそから母乳を借りる必要がなく、他人に返さないし、飲んだ子も返さない
お金は家庭で印刷しないし、勤めている企業の総務や会計士が刷ったのでもない。冒険家が、地の果てや他の惑星から持ち帰ったのとも違う。
国が使うお金は、やりくりでつくるのではなく、必ず刷り足す。
お金を作って増やす担当者は東京の公務員ね
日本円は日本政府が無料で無限に発行でき、現に日常的にやっている。ところが。
「やればツケで破綻するから、やってはだめ」の嘘で何も進みません。無知どころか嘘で理論武装。身近にも嘘ペラペラの人だらけ。取りつく島のない人たち。
お金は有料で有限だと、日本人は思い込んでいる
日本人は「お金を増やしたら、同額のお金を返さないと、国が終わる」式の論理矛盾した宗教に傾倒しています。
動物の本能と似て、ないものを創造し出現させる発想がない。
日本以外はまとも? ← 円安の原因はこれ、低金利もこれの結果
日本人の苦悩は「国が一万円札を刷って僕らに渡すと、僕らが国に一万円を払う。しかし払える一万円がないほど賃下げされ、国が刷れば破綻」です。
女性総理の今も、手取り減を進める政策がずらり並びます。
母乳を100cc飲めば、後で101ccを返して母を支える、乳児のつらい思いと同じ。
洪水や道路陥没や土砂崩れが嫌なら、株に投機して儲けたお金で払えと言い出す。
実際に一万円札をつくるコストは何円なの?
・ クイズに出る1枚の印刷費 = 20 円 → ×
・ 両方を足した合計が負担さ = 10020 円 → ×
・ 製造費も製造すれば無料だ = 0 円 → ○
自国通貨は無料で製造して増やせます。タダです。常に0円。ゼロ、負担なし。
ずばり税金の財源は・・・
公債です。
日本では「国庫短期証券」「国債」「財投債」が、税金の財源です。
一万円札を発行する時も国債発行するしね
一万円札をさかのぼると、国内に工場を分散させた国立印刷局の印刷機です。
さらに上流に造幣局があり、日本銀行を介したラスボスが政府です。
ラスボスが出す国債は、どんな意味?
百億円や一兆円の大貨幣の体裁ですが、機能は「通貨発行命令書」です。
お金をこの額だけ増やせと指示する決定であり、景気上げのゴーサイン。
世のお金は国債よりさかのぼれないの?
人の声と同じで、その前はない。
多くしゃべっても破綻してない
テレビでしゃべる黒柳さんが、声を使い切って、底をつかないのと同じ。
声もお金も、出す側には無尽蔵です。無限大ではないが、無限。
お金を宝物だと解釈したらだめか
お金は情報です。ブツではなく。お金の正体は「約束」です。つまり契約書。
お金はボタン操作で増やすのに対し、木材や象牙やマツタケはボタンで増えない。
もしお金を資源と誤認すると、お金を大切にして人命を犠牲にする発想に向かう。
平成の緊縮財政で、政府の金欠芝居を真に受けた人たちは、命の優先順位を議論したり、ネットで安楽死のアイデアを出し合いましたよね。学者の集団自決案が有名。
お金への誤解を刷り込んだのが、貨幣の金属主義
1973年から、国の予算の財源は自国通貨建て国債の発行です。
ベースマネーに変換し、マネーストック(通貨)に変換し、国民の手へ送り込む。
景気を上げる権限は政府だけが持ち。国民がお札を印刷して景気を上げたらだめ。
国債が財源だと知らずに、税金は財源と曲解したわけか
日本に限らず世界で、国民がお金を出し合い、国が出費に使うと誤解されます。
・ 納税とは、通貨の抹消手続きであり、市場の過度な余剰金を廃棄する作業
財務官僚や議員が、税金を懐に入れるのは不可能。増税した功績でほうびが欲しいなら、国債発行して追加造幣するしかなく、現にやっている。
お金の性質を誤解する根底に何がある?
ひとつは金属主義です。レアメタル製の「銀貨」「金貨」でしょう。
黄金の代用が紙幣だとの早合点を招きました。金属主義は経済用語。
銀貨や金貨を作った理由は?
国際交易です。異民族や異国との交易で、昔は為替制度がないので、金属に頼りました。
今なら各国政府の「信用貨幣」を為替換算して他国の商品を買います。
大昔は同じ民族や国内で完結し、石や粘土板や貝殻に刻印して済んだ。
財源は国債だと国会で説明しても、反応が鈍いが?
財源不足で行き詰まる国会で、「財源探しは不要、国の財源は国債でよいのです」と言う議員は、第一にムードを壊します。
国会もムードが大事なの?
本質に迫る「そもそも論」を常人は嫌います。
そもそも論は、学校でも会社でも嫌われますよね。宇宙の構造は逆だとしたコペルニクス本を支持したガリレオも、老害扱いされ350年後に復権。
「お金が足りないなら、皆から集めないで財務省で刷り足せば済むだろ」と言い出せば、「それなら失われた36年は何だったの?」と不服が先に来る。
「そんな簡単なら、過去に解決してるだろ」と、コロンブスの卵への悔しさもある。
「不況が長いってことは、解決が難しいってこと」と、失敗を根拠に失敗を続ける。
「1兆円を増やすコストの1兆円を、どこから集めるか?」で、国内の全てが止まる。
赤ちゃんが飲む母乳100ccを、赤ちゃんが100cc差し出すのを待つ母。
差し出された100ccを、母は胸に入れて、赤ちゃんに100cc飲ませる。
もう理屈じゃなく、宗教なんだ
その話をしています。
動物の本能と似て、ないものを創造し出現させる発想がない。
「減税して不足した税収は、どこから持ってくるの?」は獣の発想です。朝三暮四。
が、いくら嘘が勝っても、本質はこれ。
日本の「失われた10年」は、あと8時間で37年目に進みます。
