日本経済を上げたい国民の声は、間違いだらけ
ロシアウクライナ戦争に学び、資源の乏しい日本をどう守るか。
よくある意見です。
食べ物は、あるものでどうにでもなる。これから野菜を栽培もできる。
節約すればどうにかなる。でも、給料が増えないのは痛い。政府も低所得者ばかりバラマキせずに、全体の税金の使い方を節約して欲しい。
国民に負担を押し付けるのではなく、議員も負担を背負うべき。とても無駄な国会議員の人数を、もう少し考えたら。
まずは、政府も日本の将来のために税金、人件費の節約をするべき。いいね 1036・だめね 159
「いいね」が多いこの意見に、現実の政治は寄り添っています。
結果は「失われた30年」です。大勢の間違った意見だから。
日本経済をつぶす意見なのです。
貨幣観の間違いで、出てくる結論はことごとく正反対
意見の間違いのひどさを説明します。
家庭菜園レベルではだめ。日本が外国から侵攻されると飢えて敗戦となる理由は、主食や主なおかずが輸入依存だからです。小麦や大豆や肉類、納豆もしょうゆも。
欧米の農家が国の資金補助を受けている事実を伏せて、日本では農家の敵視へ国民を誤導し、国内生産をやめさせ輸入を強いるレントシーキングです。種子法廃止もそれ。
税金は使うお金ではなく、余剰金を間引いて廃棄する作業です。お金がだぶつきすぎて、商品が売れすぎて枯渇するのを防ぐのが徴税。使うお金は、公金と呼ぶ公債です。
ばらまきこそが正しいのです。所得制限なしに全員にお金をばらまき、所得税の累進課税でだぶつきすぎを回収。これで資本主義は正常化し、日本以外は現にやっています。
負担し合うから経済はどん底なのです。国の経費は公債(国庫短期証券、国債、財投債)を新たに発行し、追加造幣分でまかなうのが現代国家です。国民負担こそが悪夢。
負担を競い合う、中二病の妄想をやめるのが先決です。やめないから無限の増税となり、文明国から転げ落ち、選民思想が蔓延しているわけ。
税金を財源とする勘違いの典型。議員や省庁やスタッフの人件費は正しくは、通貨発行した公金です。人件費分はGDPが丸々増え、経済成長します。
国民が働いたお金を国に上納し、予算金にしたりしません。やるのは勝手で、やった結果は通貨削減となり日本みたいにおちぶれるだけ。
国費は国民が払うものだと、壮大に勘違いする国民
考えてみてください。
我が身を切った、自身の人肉を食べても、体重は増えないし、成長もしません。
ほんそれ!
もし回して分配するなら、全体の合計のお金は、誰がいつ生んだのでしょう。
ほんそれ!
そもそも、なぜ国民がお金を持っているのか。考えたことはありますか。ないはず。
お金を企業や個人が発行すれば刑事犯罪なので、お金を増やした者は国民ではない。
ほんそれ!
政府が発行して国民にばらまいたから、国民はお金を持っているのです。
発行とばらまきを食い止める者は、国を破壊し解体に追い込む悪人です。
どうやれば日本経済を立て直せる?
悪人の撲滅以外にありますか。
下記をやらせまいと妨害した25年の逆走から、まず止まるのが先決です。
・ 国民は物やサービスを買うので、店舗や企業が栄え、GDPが上昇する
・ デマンドプル型インフレ率が6%を超えた頃に、テーパリングを行う
上記を他国は現にやり、日本との差が開きます。冒頭の声に「いいね」してもだめ。