ある経済用語を口にしない者は、嘘つきの悪人である
「僕は日本経済が全然わかりません」という人も、わかる方法があります。
まずは、日本経済の基本構造から。
・ 優位の増税派が増税を続けた結果、日本経済は失われた34年を続けている
そして、わかる着眼点はここ。
ある単語を言わない人は、嘘つきなのです。だます気満々。
読者が意味を調べるだけで嘘がばれるからです。オレオレ詐欺師が「俺に電話かけて」と言わないのと同じ、ヒントの隠滅です。
だまし屋はどんな語を黙ってるの?
日銀が発行する準備金を詳しく学ぶと、日本経済の嘘八百ぶりがわかります。
政府が打ち出の小づちを持つ、その仕組みの知識を国民に与えない。
打ち出の小づちの正体はコンピューターソフト、デジタル数字、電気信号です。
「国の借金」はこれを言い換えたフェイクであり、制度を知れば悪意がバレバレ。
戦後日本の失われた78年は、連合国が重税を強いた懲罰だったと知ります。
世界で日本だけが背負わされた、敗戦ペナルティーのひとつ。日本の異常ぶり。
政府負債は国債発行残高と同じ意味で、赤字額が巨大なほど経済大国なだけ。
国際標準の財政を言わない者は、税を年貢米と曲解する危険人物です。
現代のお金の呼称すら知らない者を「金属主義」と呼び、脳内が19世紀。
この国際的な制度を知らない者は、思考が全部ひっくり返った天動説です。
ロシアウクライナ戦争以降も「インフレ」とだけ呼ぶ者は、だまし連合。
「日本は衰退中」はマクロ経済です。「働いて儲けよう」はミクロ経済。別ものです。
GDP=生産合計=支出合計=所得合計。悪人たちが伏せたがる筆頭の法則です。
なぜ日本に、嘘つきがそんなに多いのか
財務省の出世の人事評価が、増税だからです。カリスマご意見番たちは、財務省の天敵を叩いて忠誠を示すことで、テレビのレギュラーに出られる力関係の構造を知っています。
加えて、資本家のレントシーキングです。
レントシーキングなんて言葉知らないけど
でしょ?。
だから日本だけが、貧困化し放題なわけ。現実と一致します。
レントシーキングの特徴は?
日本経済を下げる重い石みたいなカリスマたちがいます。国際政治学者や、国際社会学者などの肩書で「国際」の語が光る。その特徴はアメリカ留学です。
・ 日本の資産をグローバル企業に売る仲介役となり、その代理人である
・ 米中が行う積極財政による富裕化を、日本にはさせまいと圧をかける
・ 日本の強みを昭和の遺物だと批判し、切り捨てるよう訴え続けている
・ 雇用が不安定なほどイノベーションが生まれる式の、賃下げ論を言う
日本人を脅すネタがこれ。
レントシーキングの身近な例はある?
自転車に乗る全員のヘルメット義務化も一例です。自転車用品の業者たちは特需で儲けた謝礼で、関係議員に票を入れたり政治資金を送ります。政官財の癒着です。
自転車の左側通行を小学校で教え込めば早いのに
指導教育すれば、解決して利権になりません。野放しで交通を混乱させる手です。故意に危ない社会に変えておいて、セキュリティー・グッズ業界に取り入るわけ。
故意に悪化させておき、一足飛びに対策グッズ購入を強要するビジネスモデルです。そのグッズは米中ブランドという寸法。安全認証機関をつくり、議員や官僚が天下る。
構造改革って反日で親米だもんね
車のスマホ運転が増え続け、自転車がひかれる危険は昔より高いでしょう。ヘルメット代の補助金が正解なのに、法で業者を援護射撃するレントシーキングに曲げられます。
34年間も全国民をだまし続けた、消費税の嘘も徹底
失われた34年の直接の主因である消費税は、何から何まで嘘で貫かれています。
・ 実は、預り金でなかった (1990年の判決と財務省の証言)
・ 実は、税金は財源でなかった (1973年に世界が変更)
・ 実は、福祉にあてずに国債と相殺して廃棄 (2019年に安倍総理が国会答弁)
・ 実は、直接税であって間接税ではない (1990年の判決に補足説明あり)
嘘だけが空中浮遊する救いようのなさ。国会議員も居直る以外選べないときた。
ちなみに日本の消費税増税を批判したのは、アメリカのウォール街の業界新聞『ウォールストリートジャーナル』でした。重税で物が売れず企業の株価が下落し、長期投資が成り立たないからでしょう。アメリカは一枚岩ではない。
だます人間のだんまりは他にない?
経済関係の嘘つきたちは、歴史学、社会学、哲学の名著を読んだ話をしません。
どの本にも「今だけ、金だけ、自分だけ」が戦争を招いた、と書いてあるから。
逆にこれを言い出せば怪しいってのは?
「通貨の信認がなくなる」がそう。意味不明の言葉で議論を壊す悪意があらわです。
「インフレ率の計算式を示せ」もそう。インフレ率が「商品の人気投票」に似た大まかな現象であることを伏せて、数式を問い詰めて議論を壊す詭弁の手口です。
議論を壊す理由は、経済低落で値下がりした資産を買収するレントシーキングです。