議員報酬が高すぎる←国民と政治家はどこで対立してきたか?

我田引水

国会議員に逆らってまで、死滅へ突っ込む日本国民

日本の国民と政治家の関係は、経済に関して変にねじれています。この問題を考えます。

どういう問題?

国会議員が国民が富むように行動を起こすと、国民はノーと言います。そして国民は代わりの要望を議員に出すのですが、それは自分たちが貧困化して死滅する方向です。

どういう要望?

「国はお金を使うな」。

使わないとどうなる?

国民は貧困化し、寿命が短くなります。事故でもないのに、20代で死んだりとか。

過労死や自殺で目立たないケースもあるでしょう。

国民はそれを望んでいる?

自分たちがより多く早く死んで墓に入りたい希望なんて、当然国民にはありません。

でもそうなる方向へと圧力をかけています。議員がそれに応じてきたから、大勢の国民が無駄に亡くなってきたのです。平成時代の貧困死は、全てが無駄な死です。

なぜそうなるのか、その謎を解きます。

謎だからまずは陰謀論?

ロスチャイルドやフリーメーソンなど、人類の誰も素性を知らない怪しい団体が、日本を狙い撃ちにして国民を抹殺し続けているとの、国際陰謀論が国内に根強くあります。

国民があらがえない強い外圧に屈した属国でない限り、ピンポイントに日本だけが貧困化するわけがないからと、経済がわかりかけた者たちが声をあげています。

呪術師の呪いのように、日本だけが奇妙な不審死の状態ですから。

ピンポイントに呪われた不審死ってこれのこと?

政界の不正の影響を、国民は正しく分析できていない

発端は、国会議員の不正や汚職でした。

たとえば議員が国のお金を、特定企業が儲かるように回す事件でした。犯罪の場合もありましたし、厳重注意の倫理問題で済んだ場合もありました。

損害が整理されていない?

誰がどんな被害を受けたかを、国民は理解せずに来ました。

日本国の予算は、自国通貨である円を新発行して支払うのです。だから議員による不正の何が罪なのかといえば、これです。

政府だけが持つ打ち出の小づちを、個人的な利益のために振った

私利私欲が先に立つ金づかいはだめという?

「国が持つ魔法を、政治家のお友だちのために使ったらだめ」というわけです。

ところが国民は、そっちはどうでもよくて、別の方向へと邪推し続けているのです。

どういう邪推?

「僕らが納めた税金が、無駄に使われた」。

「多額の借金が、子孫の代まで背負わされた」。

「国民の銀行預金が、ひそかに盗み取られた」。

3つとも完全に間違いです。

本当は逆?

議員がお金を無駄づかいすれば、国民の資産は増えるのです。

全くあべこべが起きます。

国が無駄にお金を垂れ流せば、国全体の金回りはよくなり、オレオレ詐欺や強盗殺人から撤退することもでき、売春からも足を洗えます。

無駄に立派な建物や道路が増えるほど、国民全般のサイフは厚くなるのです。

放漫財政がひどいほど、国民はお金を多く手にして、暮らしが安定します。

なぜ国民の思いと逆?

政府が使うお金は新発行するから、日本にあるお金の合計が増えるからです。

何かとお金がかかる国ほど、経済規模が巨大化して国民は裕福になるし、世帯数も家族の人数も増えていきます。

財政構造のねじれを、いつか正せる議員は現れるのか

国が使うお金は国債発行して新発行した貨幣であり、盗んだ国民の資産ではありません。盗み出すどころか、国民側にピカピカの新しい資金を投げ込んでいます。

しかし国民は、貨幣を発行する業務が国にあることさえ、何も知らないのです。

やはりそこ?

国民は、政府がお金をデジタルプリンターで出せることを知りません。

それで、お金の出どころを邪推して、被害意識を持つのです。

自分たちが働いてかせいだお金を勝手に持ち出して使用したのだと勘違いして、「僕らのお金なのに」「もったいないからやめろ」と国会議員に怒るわけです。

本当は新発行したお金です。「国民が過去にかせいだお金」と違うのに、「国民の資産に勝手に手をつけて減らすな」と、みんなは全くの誤解で反発してきました。

勘違いでブチ切れる国民の群れ、群れ、群れ、群れ。

国会議員はどう応じた?

民主主義の声に押され、お金を無駄に使わないようにしました。それは当然、国民を殺せるだけ殺す方向です。比喩ではなく、遺体にして火葬場へ送り込む方向なのです。

緊縮財政と消費税増税で、国民が手にする貨幣を減らしたのです。プチ飢饉です。

庶民は飢える一方ね

個人の貨幣が減る現象を、日本語で貧困化と呼ぶのです。こういう日本語の使い方さえ、日本人はよく知りませんよね。

順調に増やしていくべき貨幣が、増えないどころか減っていくから、日本はみるみる貧乏になって当たり前です。今が、そうして国力がめっきり落ちた状態です。

死んだ人とは、過労死や心労の病死や餓死以外に、自殺も含みます。家で首を吊ったり、滝や列車に飛び込んだり、ビルから飛び降りたりです。

議員はなぜ正論を国民に言わない?

ひとつは思ったほど賢くもないという、現実的な問題があります。

それ以外に、国民には難しいから言うだけ無理と引くこともあるでしょう。

日本に謎なんかないんだ

平成時代の貧困化は、国の無駄づかいをなくしたせいで起きました。逆説やパラドックスなんかじゃなくて、当たり前すぎる道理です。

汚職が目について、国費で何でもかんでも買っていた昭和の方が、国民全般の金回りがよかったのは、偶然でも謎でもありません。「国際社会が変化して、日本も変化したのさ」なんてのは、何の関係もない話です。

日本国内で日本人の勝手な思い込みで、いくらでも自滅しているわけです。だからGDPのグラフでも、日本だけが単独に逆走していますしね。

日本だけが逆走しているGDPグラフをもう一度

邪推した国民が無駄づかいだと叩いた実例は?

汚職とは違いますが、国会議員の議員報酬が無意味に削減されました。

歳費と呼ぶ議員報酬は、かつて月199万円でした。

国の無駄だと国民から叩かれ、今は129万円に下げています。

議員が儲かりすぎなのを是正した?

下げたことで、国民は損したのです。なぜか。

議員の歳費も円の新発行です。この金額が大きい方が、国民所得に流れてくるお金が増える方向です。下げた方が国民の側は、わずかでも貧困化する理屈なのです。

国民は「下げ足りないから、もっと下げろ」と、議員のお金の取りすぎを批判しますが、下げるのは民間の貨幣減らしに当たり、GDPが縮小します。右肩下がりにする意味。

議員はなぜ下げたのか?

国会議員は報酬を多く欲しいはずですね。なのに下げたのは、財源論に従ったのです。

議員たちもまた、お金の知識を持たないからです。国民の所得を守れず、自分の199万円も守れずじまい。これが演技でないなら、議員は普段からわかった上で国民をだましているのではなく、純粋に財政にチンプンカンプンなのです。

議員は今後も間違いを続けるわけ?

今、日本国はコロナ増税に走る可能性が出てきています。通貨発行権で円を追加発行すれば、全てがうまくいくのに、制度を知らない烏合の衆が、出て行ったお金を税で補い元に戻そうとする妄想で突っ走る可能性があるのです。

勘違いしている人間の異様さは、言葉で説明できないほどひどいものです。

カルトにとって、正義は自分にあるのだし。

国民全般だけでなく、議員の多数派さえもが、国の出費が貨幣の新発行だと知らないで、集めた税金で支払うのだと根本から勘違いしている疑いが濃厚です。

陰謀さえ必要がないほど?

ロスチャイルドやフリーメーソンが本当に日本を滅ぼしたければ、放置して日本人の気の済むまで泳がせておくだけで、自分からどんどん滅亡してくれて、企業や特許や領土までホイホイ手放してくれる、おめでたい国です。

国会議員が不正や汚職で国費を使い込んでも、国民の手にお金が増える道理です。ところが国民は資産を奪われたと邪推し、やめさせて貧困化します。
Photo: by Sebastian Pena Lambarri on Unsplash