日本のディープステート経団連はなぜ経済縮小を国に要望するのか?

ドル紙幣

日本のディープステート経団連が、国を倒す理由は?

日本のディープステートと言われる経団連(日本経済団体連合会)が、国内をデフレ不況に落とし経済縮小させる圧力を、長年かけ続けています。国内生産の妨害です。

事態を理解して怒る国民も、少しずつ増えてきました。

消費税の導入も増税も、経団連が強く要望してきた。結果は物やサービスの全国的な売れ行き不振が続き、北海道や大阪は資産を外資に売り払おうとする貧困ぶり。

経済縮小させる圧力の結果がこれ

その矛盾した自殺行為は、RNAウイルスに似ています。

微生物とどんな関係?

ウイルスが人や動物にとりついて、発病させて相手を死なせる不思議です。

寄生虫や菌類は人体を多くは死なせません。死なせると宿を失い、自分も死ぬからです。自らを短命に終わらせるよう活動する、各種ウイルスの自滅行動は今も謎です。

生物の定義「自己保身」から外れたウイルスは、実は厳密には生物でないのです。

日本の経団連にもこの不思議がいえます。

経済団体が不況に仕向ける活動は確かに奇妙だ

おそらく、構成員たちの貨幣観が逆さまだからです。

貨幣観て何?

お金の意味や機能の基本的な理解です。

世界は球形なのに、平板のテーブル形だと誤認すれば、やることなすこと全部おかしい。船で海を行くと、果ての滝から落ちたらおしまいだと妄想したり。

航海破綻論を信じて。

現代の正しい貨幣観 経済団体の貨幣観
お金の意味 人が書く借用証書 神が与えた宝
お金を増やす方法 政府が通貨を発行する 企業がコストを減らす
国の財源 国債 税金
税金の役目 景気の乱高下防止 国家予算の確保
国がお金を使うと 世のお金が増える 世のお金が減る
なぜそうなる 追加発行して出費するから 在庫のお金を消耗するから
製造業や店が儲ける作戦 政府に多く支出させて
一般人にお金を持たせ
商品類を多く買わせる
大企業が勝ち組になり
一般人を負け組にして
負け組の賃金を下げる
庶民をどう変えたい 庶民を裕福に変えたい 庶民を貧乏に変えたい
なぜそうしたい 庶民の買い物が増えるから 庶民の資産を奪いたいから
どの時代に実現した 大正と昭和 平成と令和
もろ貨幣のプール論!

お金の総量を一定とみて、庶民に損させた分だけ、上級国民が得する思想です。シーソーのようなゼロサムゲーム思考。

物やサービスを買えない貧民を増やし、社会を金欠状態に変えます。皆が失うお金が自分たちの手に入る法律に変えるよう、政治家に指示します。

それが消費税増税と、法人税減税のセット。

1989年の消費税導入時の標語「直間比率の是正」は、そのまんまの意味でした。

記事→ 貨幣のプール論とは

ディープステートは、なぜお金の性質を理解しない

ディープステートとは政界にコネを持つ支配的な民間人を意味し、日本語なら「政商」に該当します。

ディープステートには信用創造と呼ぶ通貨発行制度を理解しない素人が多く、通説に張りついて経済学の瑕疵である実物貨幣論や商品貨幣論に陥りがち。

記事→ 日本財政破綻論も実物貨幣論の延長

経済学が欠陥なら、他国も日本と同じデフレにならないの?

1971年のドルショック以降に、各国は管理通貨制度の信用貨幣へ切り替えました。

しかしアメリカのVIP発言を調べても、管理通貨制度と金本位制が混じり、玄人が素人に競り勝ってイニシアティブを握り、辛くも経済成長させてきた危うさがわかります。

現に、コロナ給付金で起きた良性インフレと、ロシアウクライナ戦による悪性インフレの二種類が同時並行すると、アメリカも区別があいまいで政策金利を上げすぎました。

感染症の体温上昇を、元気に運動しすぎだと誤認し、冷水をあびせすぎて体調不良へ。

日本では日銀総裁が金利上げせず、景気の9番底を食い止めました。これは一枚上。

アメリカは早くも反省してたけど

日本はこの50年の世界動向を理解できず、令和5年も単独でデフレ不況です。

日本の学校教育は管理通貨制度を教えないし、税金は国の予算になるのだと、生徒に嘘を覚えさせて試験に出すほどで。よく学んだ秀才ほど、嘘で理論武装しています。

消費税の無限の増税もその延長か

経団連の関心は、消費税増税で庶民のお金を吐き出させては、法人税減税で高額所得者へ移転する共食い方式です。産業全体をブラックに変える改革。

税金の法則 : 敵を増税し、味方を減税すれば、敵から味方へお金は移動する

税は財源だと勘違いして、バーターを画策するわけで。2025年に消費税19パーセントを目指し、35パーを彼岸とし、いずれ100パーを超える計算になると言われます。

100パーの手前で収束はしないの?

税金は財源ではありません。税金は捨てるお金なので、上げれば上げるほど金欠が激しくなり、加速度的に税率を上げるハメになる数学問題です。

消費税100パーを達成すれば、めちゃめちゃ金欠になり、200パーがすぐに必要なはず。200パーに上げれば、天文学的な金欠に見舞われ、翌月500パーへ上げないと足りない。

政府はお金を刷り足す役です。その増分を民間へ支払った額が経済成長です。この知識がないと、自滅にドクターストップがかかりません。貨幣観が招いたジェノサイドです。

二枚の下図がジェノサイド方式

↑ 平和な下図が不気味。現実はブラック企業だらけ、詐欺や通り魔や放火の生き地獄。

日本のディープステートたちは、最終的にどこへ行く?

前回と同じ。世界大戦です。ひとつの証拠は、国産兵器(敵国の基地攻撃能力)の輸出を自由化する願望です。

前回の戦争では、日本は列強の植民地と共産主義からアジア地域を守る使命と並行して、大金をゲットする企業の商魂もありました。戦前のマスコミがフロントとなって。

財閥たちが、善と悪を両方持っていたのが前回でした。

でも昔の経団連は、今とは逆に経済成長を目指したが

1987年の「売上税」導入はとん挫したので、「消費者からの預り金だ」とするフェイクのポスターをばらまき、国民をうまく欺いて消費税を飲ませました。

政治はこの時から国民をだます工夫に明け暮れ、国民はプライドがじゃまし、だまされていないつもりのプラス思考で死滅してきたのが、平成大不況の流れでしょう。

死滅ってどういうこと?

経団連はなぜ平成以降にエスカレートした?

日本が「失われた34年」「デフレ不況26年」だからです。

本業では儲からない国へと変化したので、代わりに国民から奪い取ります。

失われた30年の世界ベスト企業ランキング変遷

儲からない不況は、消費税導入が起点なのに???

そう。物が売れないのは、国民にお金を持たせないから。顧客がドビンボー。

庶民のお金を巻き上げて、物が売れないように変えた犯人が、物が売れなくなって悩み、庶民のお金を巻き上げようと力を注ぐ。このループですね。

湿疹をかいて悪化させて、もっとかゆくなるみたいなw

ディープステートの話に戻りますが、この政策をご存知でしょうか。

初登録から13年たつ車は、どんなに低燃費で排気ガスがクリーンで、長く乗って環境負荷を低減するエコ効果があれど、自動車税が高く設定されており、維持費が高くつく。18年たつと、さらにもう一段自動車税が上がる。

「誰が何のためにこんなルールにしたのか」と首をかしげる者は鈍感すぎます。

愛車が長持ちすると、車メーカーやディーラー(系列販売店)の売上が減ります。そこで長く乗りたいユーザーを増税で叩いて廃車にさせ、新車に買い替えさせる政策です。

政治家が思いつくわけなく、政治家に法律を変えさせた業界があるのです。業界の顔役がディープステート(DS)と呼ばれ、脳に寄生するRNAウイルスに相当します。

日本のディープステートと目される日本経団連は、格差拡大と貧困化の促進を政府に要請し、戦争を引き寄せる最中。二次大戦前に似てきました。
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