消費税で日本が壊れた実態に、徐々に気づいた日本国民
各国はイギリス発の金融と財政の手法で運営されます。
そうと知る者に、このブログは当たり前すぎて驚きは小さいはず。しかし多くの日本人には世界の常識が奇抜で、にわかには信じがたいでしょう。
どんなふうに?
神は太陽を消さない。恒星の手前に衛星が重なる、偶然の時間帯にすぎない。
「だから少女を土に埋めたり、谷に投げ込むのをやめましょう」。
大衆は何の話かわからない。平成の30年近く、これが日本経済で起きました。
「神を祭って少女の生けにえを天に捧げないと、我々は終わる」の被害妄想が、「消費税を増税して弱者を天に捧げないと、財政破綻する」に相当します。
お金は発行できると知らない人の、よくある勘違い
お金とは何かの説明は、教科書も間違っています。点検してみましょう。
全くの嘘です。お金が生まれる瞬間は、誰かが銀行から借りた時です。
全くの嘘です。そのお金を受け取った者が、また使って市場で回ります。
全くの嘘です。国はお金の在庫を放出するのでなく、いちいち追加発行します。
全くの嘘です。国費の削減は通貨発行の削減を意味し、経済低落するだけです。
全くの嘘です。国はお金を刷り足して買い物するので、無駄を減らせば貧困化します。
全くの嘘です。国税は余剰通貨の間引きであり、納税時に即時廃棄されます。
全くの嘘です。国の予算規模は、物やサービスの供給力で上限が決まります。
全くの嘘です。補助金も通貨発行で全てを同時に増やせ、イス取りゲームが不要。
全くの嘘です。コストが増えるほどお金を多く発行し、経済大国になります。
全くの嘘です。国保はドイツやアメリカの高速道路と同じで、お金の増量契機です。
ここまでで一番致命的なのはどれ?
「税金で国をまかなう」という嘘。財源論と呼ぶ虚構です。
税金は財源ではありません。
この嘘のたちの悪さは、この嘘で政治を行うことも可能な点です。「今現にやってるんだから、正しいってことさ」という単純な人は釣られます。
お金は発行できると知った上で、よくある勘違い
通貨発行権は知っているが、陰謀論につまずくあるあるパターンです。
全くの嘘です。自国通貨建ての国債は、政府の借入金でなく自己資金です。
全くの嘘です。母親の母乳で育った子の子が、何年後に誰にミルクを返すのか。
全くの嘘です。国債発行で生むお金は、国民が手にできない日銀当座預金です。
全くの嘘です。国債購入した市中銀行へ払う金利も、国債発行で用意するから無料。
全くの嘘です。ハイパーインフレは年率13000パー。日本は敗戦時でさえ400パー。
全くの嘘です。円を発行せずに外国に負けて、途上国化すれば円安になります。
全くの嘘です。日本が国債発行し放題なのは、変動為替の自国通貨建てだから。
全くの嘘です。平成は人類史上最長のデフレ不況を記録し、令和でも更新中。
全くの嘘です。緊縮の日本だけお金不足で国力が落ち、EU国さえお金を刷って復活。
半分は嘘です。日本のマスコミ報道は、独自の視点を持たないスピーカー役です。
徹底的に間違って、すごすぎない?
国民の認識に、これだけは正しいというものが、ひとつもない状態です。
何から何まで全てが間違っていて、全体のつじつまが合います。「少女を生き埋めにした後でちゃんと豊作だし、これのどこが変なの」って乗り。
一番悲惨なのはどれ?
「お金を増やすと子孫のツケになる」の嘘です。
お金を出したツケを防ごうと通貨発行を止め、民間にあるお金の総額(マネーストック)が激減し、デフレ不況が慢性化します。給料や報酬が減ります。
所得減を食らった若い男女は結婚できず、子孫が生まれず、女性は適齢期が過ぎる。
新しい命が生まれないように仕向け、子孫を途絶えさせれば、子孫に迷惑をかけずに済むという名案は、たちの悪い冗談です。