防衛増税はなぜ愚策か:国費はいちいち追加発行して使うもの

ドローンの街

現代国の財源は、公債こと政府貨幣である

国の財源は国債です。

国の予算は、全額を国債でまかないます。防衛費も同じ。

世界は。

日本だけが防衛費アップで増税らしいが?

国にお金が足りない訴えは、お芝居です。

お芝居を続けてこうなった

国民が見破れないのは、集めた一万円札で武器を買うと勘違いしているから。

日本人の感覚1 = 母が子に飲ませる母乳は、子が母に納めて用意するつもり
日本人の感覚2 = 兄のこづかいを千円上げるために、弟を千円下げるつもり

日本人の感覚だと、へびが自分の尻尾を多く食べるほど、体重が増えるつもり。

庶民は増税に反対し始めたけど

国民は増税の間違いを言える知識がないので、「苦しい」とだけ訴えて敗れます。

そこで、増税だけが目的の政権はガス抜きします。

「税金だけでなく、国債も財源として考える」と。

国債発行も認めてる?

そもそも国の財源は国債だけです。国債以外を思いつく人はおかしい。

税金は財源でなく、余剰通貨の廃棄です。

「国債を出しても問題はない」の言い方は、天動説を引きずった地動説である

ご飯を炊く水が、水道、便器、風呂、金魚ばちと、複数あるのは妄想です。

知識のない人は、便器の水が本命と勘違いしている。

便器以外に、風呂や金魚ばちの水を検討する異常性。

台所の蛇口から水を出すのが唯一の正解なのに、国民はそれを罪悪視します。

日本人はいまだに、国の必要経費は国民が負担するのだと、全く勘違いしている

「まずは無駄を省き、議員削減を」の声は、国費は税金だと見事に勘違いしています。

国産品が多いと、お金を多く発行でき、経済大国になる

国債を必要なだけ出す通貨発行権が政府にあり、196カ国が経済の順位を競います。

自国のお金を100兆発行するコストは、どの国もゼロです。無料。タダ。

ただしお金は増やし放題でも、国ごとに増やせる限界があります。

限界は何?

国内の生産力です。

増えた通貨で買える自国製品が国内にないと、通貨は役に立たず価値が落ちすぎます。

なぜ生産力が、国ごとに大きく違う?

アメリカ、中国、日本、ドイツ、イギリス、フランスなど国産品が多い国は、ある時代に物作りに熱中していました。産業の基盤が広くて厚い。先祖が築いた伝統です。

いずれも、車やジェットエンジンを生産できます。一眼レフカメラは日本だけですが。

先祖が生んだイノベーションを子孫が応用し改良しながら、国産品を、多分野、多品種、多量、高速に作れる国は、自国通貨を多く発行できます。

少なくしか発行できない国はどれ

ジンバブエやレバノンやスリランカやアルゼンチンは国産品が少ないから、デマンドプル型インフレもコストプッシュ型インフレも、ともに高騰しやすい。

買う商品が簡単に品切れになる国では、お金の価値が落ちすぎる。

輸入品を店に並べてもだめ?

GDPの計算では、国民の買物額は足し算になり、輸入額は引き算になります。

輸入品に頼る国はGDPが上がらず、経済大国になれないし、防衛費も小さい。

中国はお金を増やすのに必死、日本は減らすのに必死

生産力が高い国は、商品をじゃぶじゃぶ製造できます。お金をじゃぶじゃぶ発行しても、釣り合うから通貨価値が下がらず、経済大国になります。

理屈どおり国債発行を増やし、大国になった最近の例が中国です。

欧米国は、人口14億の中国の国内市場のデカさをあてに、中国に工場を建てました。

中国は生産力を国内に備えたせいで、人民元の乱高下が起きにくくなり、デマンドプル型インフレの好況を保つことができ、GDPで日本を簡単に抜きました。

生産力アップに合わせて、お金の量もアップしたのか

生産力があるのにお金を発行しないと、物余りのデフレ不況になります。物余りは飽食の時代を意味せず、金欠で手が出ない貧困化です。

1997年以降の日本は緊縮財政と消費税増税で、中国とは逆走して転落しました。

緊縮財政に必死の日本、積極財政に必死の中国という両極端

日本の敗北は通貨発行量の差なのに、働き方の差だと国民は勘違いしたまま
お金不足の芝居をなぜ日本だけが33年続ける?

政府に逆らわないよう、人々を無力化する途上国の手法です。戦後75年がそれ。

記事→ 75年前の1947年に何があった?

「水道水を飲めば、子孫が水を返せず破綻する」の嘘を、上級国民に唱えさせた

地方交付税交付金を下げて金欠にした地域は、補助金欲しさに従順になり、原発建設にもすぐ賛成します。逆に金満にする政策だと、建設に反対する余裕を示してうざい。

自殺の内訳分析が報道されにくいのも、庶民の生命財産を削減する政治命題です。

命の削減大国はどこだ

防衛予算は国債で生むに決まっています。増税で調達を言う政府に対して、知識がない国民はサンドバッグ状態です。国民の勘違いはまだ解けない。
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