所得倍増は、ボタンを押すだけの簡単な作業
所得倍増とは、国民全般の所得を2倍に増やす政策です。平均が2倍になります。
何をやれば実現する?
政府がお金を追加発行して市場にばらまき、通貨の総量を今の2倍に増やします。
具体的に誰が何をどうする?
財務省職員がマシンのキーボードを押して、政府貨幣を発行して、国民側に送ります。
たったそれだけ?
他に何をやるのか。道に井戸を掘るのか。庭にナスを植えるのか。ラジオ体操するのか。
今からでも成長戦略を皆で考えてはだめか?
それを現実逃避と言います。幸せの青い鳥症候群。
他国はどこもやってるわけ?
先進国はコロナ対策で2020年3月に強め、IMFも各国に通貨ばらまきを勧告しました。
日本も5月から試してプチ好景気に上げましたね。不具合は起きていません。
日本だけなぜやめた?
増やすお金は国民が払うのだと皆が勘違いし、増やすのを怖がりました。
経済成長する、増えた金額分は国民が埋めると恐れて、成長を嫌います。
GDP500兆円が600兆へ増えると、100兆は僕らの資産を取り崩す妄想。
税金は財源でないのに、財源だと思っているから、破格の重税なのです。
妄想に政治が寄り添い、100兆出せと国民を締め上げます。日本だけが。
日本のネックは、人が働けばお金が増える誤認識
日本国民は、人が働けばお金が増えると思っています。あり得ないことです。
国民のがんばりでお金は増やせない?
国民がお金を増やせば、通貨偽造の犯罪です。
しっかり働けばお金が増えると思うが?
その社員の所得が増えて、他の社員が減るだけです。プラマイゼロのシーソーゲーム。
なぜシーソーゲームにとどまる?
お金の総量を増やす役目の政府に、国民が仕事をさせない前提だからです。
合計が一定のお金を取り合うイス取りゲームに終わり、「皆で儲けよう」は起きません。「お前の儲けを俺がもらう」式の、分捕り合戦だけが起きます。
イスの個数を増やさずして、一人一人が持つイスを2倍に増やせない、当たり前の話。
平成に新たに得たものは、国民同士の殺し合いと、他国からの攻撃と買収でした。
今の国民に何を教えれば、景気が上がる突破口か
国民が頭の中で考えていることに、正しい部分は一カ所もありません。
何から何まで、全てが間違っています。世界標準と、どこも合っていない。
そう言われると国民はかえって、殻に閉じこもりそう
そのしぶとさが「失われた30年」が3年で済まず、33年目の今も続く理由です。11倍。
別のヒントが欲しい
言い方を変えましょう。
・ 日本の財政 = 人々はしょんべんを飲み、飲みたい量だけ、絞り出す
国の費用を国民が負担するのは、国民が自分のしょんべんだけを飲む行為です。
自分の飲み物を、自分の体から出して用意する道徳を「自助」と呼ぶニッポン。
日本以外は、国民は国費を払わないのか?
払うわけがありません。
なぜ他国では国民が負担しない?
さっき言いました。
お金を発行する権利は政府が持ち、国民が発行すれば通貨偽造の犯罪だからです。
政府がお金を用意して、国民に渡す順序でないと、国は成り立ちません。
でも、君は全て間違いだと言われて、改心するだろうか?
そのしぶとさが「失われた30年」が3年で済まず、33年目の今も続く理由です。11倍。