バラマキをやめて日本経済が傾いて貧困化や少子化が進んだニャン

水道民営化の愚策

現代の国家財政は、政府がお金をばらまき回収する方式

バラマキをやめたせいで、日本は貧困化し、国が傾いています。

ええーっ、って驚く声も減ったみたいな気も。

結論はあまりにも簡単なのです。

説教みたいな話になって恐縮ですが、みんなで死ぬほどがんばって、過労死で仲間が亡くなり、必死で働いてもさっぱり解決しない問題があるとします。

解決しない理由は、逆をやっているからなんですよ。

びんのふたを逆回しするみたいに。

いくら学が高い日本人でも、逆走したらこれだし

日本だけが逆行の図!

たとえばしもやけになった場合は、患部を温めることと、ややカロリーが高めの食事に補強して、体の熱量を増やし気味にするなどを行います。

ところが、逆に患部を冷やして、カロリーも少なめに減らしておいて、「さっぱり治らないのは天命なのだ」「この人は終わったー」と嘆くのは、おかしくないですか。

そしてしもやけが中度の凍傷に進んだのを見て、「冷やし方が中途半端で足りない」と、冷水や氷に加えてドライアイスでも冷やそうとする。

それは違うよ、病気について知識を持とうよ、と言っているのです。

温めたり、カロリーを増やす行動が、政府によるお金のバラマキに相当するのです。

お金は養分ってわけ?

バラマキはとんでもない悪だという、日本人だけがムキになって信じている平成宗教のせいで、凍傷がどんどん進んでいます。少女売春の援交に走ったり、我が子の児童ポルノで生活費をつくる母親も増えているのです。

バラマキを否定したせいで。

景気が悪くなると、政府はばらまきで貨幣を補充する

バラマキ政策の理屈はこんな感じです。

国の経済のTPOは、インフレデフレに大別されます。

インフレだと、民間はインフレスパイラルで好循環しまくるから、政府はお金を減らすのです。増税します。バラマキも減らします。

デフレだと、民間はデフレスパイラルで悪循環しまくるから、政府はお金を増やすのです。まず減税します。次にバラマキを増やします。合わせワザもよく使います。

自由経済主義の立場が反発しそう

「自由経済なのになぜ政府がしゃしゃり出てくるの?」「何を偉そうに産業まで仕切ろうとするの?」。

答は、政府だけが貨幣プリンターを持っているからです。無償でばらまけるのです。

そして政府の正体は国民の代表者、代理人だからです。その意味で確かに偉いのです。

日本人に多い勘違いに「政府に頼るまい」があります。政府は自分たち国民の分身だとも知らずに、宇宙人か何か高遠な敵として考えている失敗です。

それつくづく感じる

政府はろくなことをしないという、その決めつけが宗教になっていませんか。国民代表の幹部なんですよ。敵じゃなくて味方です。外国のスパイ組織ではないはずですね。まあ、そんなやつもチラホラいますけどー。

政府性悪説を唱えたくて、経済の成り立ちまで曲げていませんかー。

政府が介入する決定的な理由

「でも貨幣プリンターは、三菱UFJや三井住友やみずほ銀行や、地方銀行も持ってるから、会社の社長さんが融資を受けたらお金は増えるでしょ」。

「民間がやればだめ?」。

理屈として無理です。

なぜ?

今がデフレだからです。融資を受ける理由になる増産が不要だから。社長さんがお金を借りて投資したくなる未来が、日本から消えている時間帯なのです。

デフレを民間が直すことは理論的にも、過去の歴史でも不可能で、必ずデフレスパイラルが続きます。だから、過去にも政府が財政出動してきました。

貧困化を民間では修正できないから、政府がテコ入れをやる方式なのです。「政府に頼るまい」は考え違いであり、そのせいで貧困化が長引いているだけの話です。

バラマキの無難なスタンダードは、インフラの公共投資

日本は今ひどいデフレなので、政府がお金を特別に多くばらまく義務があります。無料でお金を生んで、民間に投入します。その時に呪文を唱えます。それが大事なんですよー。

「10年で日本のGDPをここまで上げます」という目標です。1年や2年だと無意味。

GDPの大半は、庶民があれこれ買い物した合計です。だから庶民にお金をばらまいて、買い物してもらう宣言になるのです。

貧困者だけをばらまきの対象にするの?

「自分は苦しくないし」と言う方。節約する苦心は、形をかえた苦しみですから。周囲よりましというのは、志が低すぎです。

そのばらまくお金を、お金持ちから奪って庶民に配るのは、財源論と呼ぶ妄想です。誰かが笑うには誰かに泣いてもらう共食い方式、それは間違いです。

打ち出の小づちに当たる貨幣プリンターでお金を生み出して、その資金で政府がじきじきに買い物します。生んだお金を放置してもだめで、買い物することが大事です。

国民にお金をつかませるために、仕事を依頼します。業務委託契約。

その仕事依頼に国民の誤解が集中する

ばらまく委託料は新たに造幣したお金であり、移動ではなく発生です。

通貨発行権と呼びます。

国民はお金を国内で発行できるとは知らないから、初耳の方が多いのです。

具体的にどんな誤解?

国が使うお金は、自分たちが払った税金に手を突っ込んで持ち去り浪費したり、へそくりにして裏で垂れ流しする公私混同や私物化だと、大勢が本気で信じてきたのです。

もうひとつあって、外国だか宇宙だかにお金の総本山があって、神から借りたお金を後で返すと思っているわけです。使った分は借金となり、子孫が払うと思っていますね。

まだあって、自分たちの銀行預金を政府が裏でひそかに引き出して、お友だち企業や悪徳業者に横流しする業務上横領だという勘違い。

全部でたらめ?

三つとも妄想です。

総量一定のお金を奪い合う、その間違った思想を財源論と呼びます。

どこかから移動したお金とは違うってこと?

本当はお金を新たに発行しています。犠牲や担保がなく、誰かに損をさせません。

数字を記した使用権を生んだだけで、前からあるお金の活用や使い回しではありません。

プリントして生んで、前からあるお金に足して増やすだけ。

「何かを増やせば、何かが減る、増やすふりして使い回しているだけだ」。その日本だけの特殊な宗教をやめると変わります。

貧困から出られます。

具体的な業務委託契約は何?

多いのは、公共事業でインフラ工事が行われます。金額が大きい方が効果的です。

たとえば日本中の水道管の古い分を新品に取り替える、それを政府が買い物するのです。つまりメンテ代を各県の市町に送り、水道局におごってやるわけです。

すると水道局はそのお金で、地元民間水道会社から買い物し、外注するのです。「1億円あげるから、この範囲の水道管を調査して、古いのを取り替えてくれ」「正確なデータベースの入力にもう1億円あげるから」と。

バラマキの正体はそれ?

この取引は、仕事が少なくて困っていた水道会社に、メシのタネを与えるわけです。しかも後には、赤サビのないきれいな水が出るし、水道管破裂の水漏れも減って水資源が助かります。全国で漏水が多くて、地下に池ができて、道路陥没も起きていましたから。

水道料金は全く1円も上がりません。お金を新たに生んで、上が支払い済みだから。

水道会社の社員は増えた給料で、あれこれ商品を買います。テニスラケットやスポーツサングラスを買うかも知れません。投げ釣りの竿やスピニングリールとか、鉄道模型や天体望遠鏡かも。車を買い替え、マイホームを建てるかも知れません。

いわゆる経済効果ね

売れた住宅会社の社員も何か買います。スポーツアスリートへのスポンサー助成や、遠くで天文科学館の客増加なども派生するでしょう。

国内で全てが完結するから、水道管への政府投資が高くつけばつくほど、国民所得が上がり、GDPが上がるのです。こんなところで、節約する意味がありません。

水道工事費の節約はだめ?

節約は財源論です。貧困になった理由がそれ。もう十分すぎるほどコケました。

政府が節約して切り詰めたら、苦境に陥った水道会社が手抜き工事するだけ。

いつぞやの、高速道路のトンネル天井崩落といっしょ。9人死亡しました。

「たくさん払うから、完全にやるべし」を確立するのです。たくさん払うのは税金ではなく貨幣プリンターなのだから、出し惜しむ意味がありません。

バラマキの分量は、景気をみて増減させます。デフレだとドーンと大きくします。これ幸いと国内のオンボロ設備を一新します。ただしインフレだと少なくします。

ばらまきを減らせばまたデフレに戻らない?

だから長期計画が大事なのです。メーカーは水道管を増産するから、民間の銀行融資のマネー・クリエイションが生まれます。ユンボもいるし。

政府は火付け役です。続いて民間活力で燃料投下し、調子に乗せます。これが資本主義です。その結果90年頃のバブル時代は、何と貨幣発行よりも税収の方が増えていました。そうなることが理想でもないのですが。

公共事業に族議員がわいてこない?

業界の代弁者にすぎない族議員なんて連中がいた頃の方が、むしろ国民はリッチでした。

「家のゴキブリを全滅させたくて、家ごと取り壊してどうすんの」という「木を見て森を見ず」のアンバランスが平成の大失敗でした。

政府には貨幣プリンターがあり、自国通貨の増減を調整する義務があります。デフレ時の貨幣増加は、財政出動として外注費を民間にばらまきます。
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