日本人のスパイト行動は、島国の閉鎖性ではなく重い税金が原因

モンスタークレーマー

日本人同士の対立は、緊縮財政と消費税増税が原因

平成以降の日本人は、ギスギスして互いに不仲です。

他人とも知人ともいさかいが増え、非難し合い、叩き合い、殺し合いにすらなりました。

路上どころか、新幹線の中で通り魔殺人。

昭和末期のバブル時代の、仲のよさと違いすぎます。

平成に国民はなぜ不仲になった?

原因は財源論です。貨幣のプール論。

国の出費のたびに「財源はあるのか?」と問う、勘違いの妄想です。

正しくは、国の財源は公債発行して通貨を追加造幣した、当該年の増分です。

1973年以降の、国際的な仕様です。

税金は財源ではない。

お金不足はお芝居。

なぜ平成に財源論が躍り出た?

政策がバブルの終わらせ方を間違い、テーパリングが激しすぎました。

政府は正しく公的資金を注入しましたが、政商たちが政府に嘘を入れ知恵しました。

国策でお金の総量をわざと減らす逆走が始まり、日本経済は倒れました。

1997年4月1日に踊らされた橋本総理は、次の総裁選挙に負けて失意のまま死去。

ケインズ主義をやめて、新自由主義へ転換したわけか

新自由主義の手口は庶民の貧困化で、緊縮財政と消費税増税がそう。

庶民の所得と銀行預金など財産を失わせる通貨削減です。動物のオリのエサを減らすのと同じことで、動物たちは戦い始めます。共食いするうち狂い出す。

最初の発狂がモンスタークレーマー現象で、次がブラック企業です。国民の暮らしは暗く沈んで26年たちました。あと23日で27年目が始まる。

暗く沈んだ日本

ジョーカーだらけの日本の危機感→緊縮財政と消費税で不仲な国民
選挙演説中の元総理大臣を殺した男は、ジョーカーの語をネットで使っていました。隣国の新興宗教に人生をつぶされた善人が、恨みで要人を暗殺した。26年目に向かう日本のデフレ不況との関係は。

SNSの芸能人叩きや車のあおり運転も、欲求不満のはけ口です。

国民のどんな欲求?

安定収入を得て必要な商品を買い、幸せな家庭を築き、明るい未来を感じ、平和に暮らしたい欲求です。それを国策の通貨削減で阻止し、政府が荒廃と解体を進めています。

日本のテロリストたちは、幸せな家庭暮らしを阻止された負け組の一群でした。

犯罪者たちは、平成時代に暮らしをぶっ壊されて、鬼に変わったのです。

日本人の意地の悪さが、最近クローズアップされた

YouTube動画では、日本人の温厚な性格と、他人思いの道徳がよくテーマにされます。

外国人に対して、親切におもてなしする日本人の姿が、外国で話題になって。

しかしついに、「スパイト行動」と呼ぶ根深い問題が表に出てきました。

スパイト行動って何?

これがスパイト行動です。

社員 「僕と彼が同じ30万円の給料だと、許せないです」
社長 「なら、君を29万円に下げて、彼を27万円に下げよう」
社員 「僕が上になるなら賛成です」

この社員の思考が、スパイト行動の典型とされます。自分が損してでも、他人に大損させられるなら、納得する心理です。

他人を落とすために自分も犠牲を払う、これがスパイト行動の本意だという。

意地悪いなあ

平成と令和のカリスマご意見番らの主張を聞くと、古い世代が驚くほど、きつくて意地が悪くて冷酷だと気づきます。強い者におもねて、弱い者を叩くタイプのくせに。

その弱者叩きに、国民は腑に落ちて溜飲を下げ、いい気持ちでファンになります。

全員が全員でもないでしょ

日常の小さな事件が起きると、この声があがります。

「日本に、モラルのない人が増えた」。

「日本に、身勝手な自己中が増えた」。

増えた原因を誰も指摘できてないし

「今はそういう時代に変わったのだ」と受け身の態度で終わっています。

何が原因で変わったのかを、今の日本人は理解できずにいて。

その説明を「スパイト行動」で考えてみます。

重税で通貨削減され、お金の奪い合いでスパイター激増

よくある説明がこれ。

列島の中で単一民族でガラパゴス化した、島国の閉鎖的な国民性。
優劣コンプレックスと消極性が、他人の足を引っ張る行動になる。

この分析は甘い。

今の日本人は、スパイティズムを財源論で強要されています。

お金を総量一定と教えられ、他人が死ねば自分に割り当てられるお金が増える原理を吹き込まれています。1973年に無効になった、間違った「金本位制」を教え込まれて。

日本の人権侵害ブームは、性根の悪さではなく、ゼロサムゲームの争いなのです、

自分が上がるより、他人を下げれば手取りが増える?

それが「貨幣のプール論」。

「財源はどこ?」のナンセンス質問は、国民同士を敵と定義します。自己責任や身を斬る教えは、国民の自発的な行動とは違う。マインドコントロールが効いていて解けない。

登山で遭難したメンバーのリュックに残る食料を、皆で分け合う論理です。誰かが凍死すれば、残った人の食料は増える。

この感覚が、日本国民に刷り込まれています。

しかし世界の真実はこう。

お金の発行と増減は政府の役目であり、全員の取り分を自在に増やせ、犠牲者なし

しかし国民の脳内は、「国費は国民が負担する」の真っ赤な嘘でいっぱい。

だから国を相手に裁判で勝った者を、国民は叩くわけ。損害賠償の数百万円は、僕たちが納めた貴重なお金だと勘違いして。

ずぶの素人さえ、国債発行に大反対するよね

のどが渇いた人に真水を飲ませまいと、必死になる光景です。

唯一の正解を、皆で断固拒否して。

無知というより嘘で理論武装し、勤勉な勉強家である国民性が裏目に出たかたち。

嘘の理論武装とは何か、具体的に?
国債を発行すれば、国の借金がふくらんで返せず破綻する

自国通貨はコスト0だから、返さなくてよい説明をすると・・・次にこう言い出す

国の赤字がふくらめば、子孫へのツケとなって大変だ

そんな国は古今東西ないでしょと言えば・・・次にこう

破綻したギリシャを忘れるな

ギリシャは自国通貨ドラクマを捨て、外貨ユーロに替えた例外だと言えば・・・次に

お金を増やせば価値が下がり、ハイパーインフレで円は紙くず

日本国が発行した円は、明治から約40000000倍に増えたと言うと・・・

それを返さないから、令和の僕たちは貧困化しているのだ

日本の貧困化を解決させまいと、熱心に言い訳する国民たちです。

自分たちが破産して早死にするよう、決めてあるかのように。

日本は世界とは逆に走っていると言っても、耳を貸さず。

フェイクを指摘しても、嘘だと言うカルト信者状態。

不幸に酔った投げやりの思考。激しい自殺願望。

誰かの思うつぼ。 ← 誰やねん

戦後の日本を貧困化させる法律がこれ:財政法4条はジェノサイド
政府財務省が国会議員に緊縮財政と消費税増税を続けさせ、日本経済を低落させ続け、国民の貧困化を続ける理由は、第二次世界大戦後の進駐軍が強いた政策をセルフジェノサイドに悪用する流れです。
本屋も公立図書館も、フェイク経済本ばっかだし

新聞テレビの視聴者も、嘘で理論武装して取りつく島もない。

「高齢化が進むと、働く世代の負担が増えます」のフェイク報道を、朝から晩まで。

本当は高齢者への出費増で、働く世代の所得が増えます。全額を通貨発行するから。

有名なフェイクがこれ

しかし高齢化につれて、国民の手取りは減り続けてるが

嘘で理論武装しているから、当たり前です。

高齢化に合わせた増税で、経済成長分を削る(通貨抹消=信用収縮)からです。

正しい方法を蹴った結果の、どビンボー。

何から何まで全て間違っており、他国の追従を許さない

国民が何をすれば解決する?

政府にこう言えば解決します。企業に言ってもだめ。

「実質賃金を上げろ」。

「潜在失業者をなくせ」。

「暮らしのレベルを上げろ」。

「まずは景気を上げてみせろ」

国民はそう言わずに、どう言うの?

「国の無駄を削れ」。

やっぱ、それ

国の無駄とは、国民の生命財産を指します。

国が無駄金を払う時はいちいち通貨発行を伴い、国民の生命の全数と、財産の全量を増やします。政府の出費が、国民一人一人の資産に化ける仕組み。

僕らの資産を減らせと、皆で叫ぶギャグかよw

政府は国民が食っていけないよう、通貨を削減します。増税して。

所得減の国民は、他人を倒そうとする。これが日本のスパイト行動です。

日本のスパイト行動は、エサを減らされた虫かごの、コオロギの共食いと同じ。

国民はそれが本望?

そんなわけはなく、マインドコントロールが効いていて解けない。

日本に特有の意地悪や人権侵害は、総量が一定のお金の奪い合いに勝てば、生きる資格が与えられる新自由主義の洗脳で、平成時代に突出しました。
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