国民はなぜ今も、消費税にNoでなくYesなのか
消費税は買い物への制裁金です。
お金を使うと懲罰を食らう仕打ち。
だから消費税増税のたびに、物が売れなくなり、デフレ不況が続き、所得減です。
就職氷河期世代だけでなく、富裕層から貧困層まで広く貧困化しました。
みんなは納得してるの?
消費税がない時代の『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(昭和54)から、転落し続けた起点が平成元年に導入した消費税だと、統計やグラフを見た人は一応納得します。
ところが次の瞬間、また消費税に賛成します。
そのガンコさはなぜ?
皆さん、税金は財源だと思い込んでいるからです。
国の台所のお金は国民が負担し合うのだと、勘違いしています。
国費は国民が払うものだと、国民はいまだに勘違いしています。
国の経費は国民がまかなうのだと、勘違いしている日本人です。
日本人の勘違いは、働いたお金を集めて国を支える勘違いです。
日本では、お金をためて国が成り立つと勘違いしています。
国民のお金で国を運営する勘違いです。
国の財源は税金だという勘違い。
お金の基本を勘違い。
天地が逆。
要するに財源論の宗教ね
「母が子に飲ませる母乳は、子が母へ納めたミルクだ」が日本人の勘違いです。
母は子からミルクを集め、胸に貯蔵する役目だと、日本人は勘違いしています。
現代では、母なる政府が一方的に国民にお金を与える
国の財源はオンデマンドの通貨発行です。
税金は財源ではない。
政府はお金を使うたびに、いちいちお金を追加発行し、増やした分を支払います。
・ 金満になりすぎると、国民は商品を爆買いし始める可能性がある
・ 商品が売れまくりすぎると、品切れが続出しお金の価値が下がる
・ 通貨価値下落を遅らせるために、余剰金を差し出させて廃棄する ← 税の正体
・ 増産が進むにつれ減税してお金の廃棄を減らし、売れ数を伸ばす ← 経済成長
通貨発行が理解のネックか
政府はボタンを押してお金を無料で増やして、景気を好きに上下できます。
増やせる上限は、国民が国産品をいかに豊富に多く作れるかで決まります。
増やしたお金が余りすぎて浮いた存在になると、価値が下がりすぎるから。
各国の政府は、商品を作るお金と、買うお金の、両方を国民に渡すのです。
それを日本国民はどう曲解してるの?
国民がお金を生んで政府に仕送りする、逆さまにひっくり返った思考です。
赤ちゃんが親に母乳を仕送りするわけ?
・ みんなから集めたお金で、国は必要な出費をまかなう
・ 国がお金を多めに使えば、金庫が空になって破綻する
・ 破綻を防ぐために、増税して金庫をいっぱいに満たせ
・ 増税で生活が苦しくても、身を斬り続ければ楽になる ← 天に召される意味
みんなの解釈の何が一番おかしい?
国民がお金の量を増やせば、通貨偽造の刑事犯罪です。
そんなの誰も知らないもんw
「税金で国をまかなう」の逆立ち解釈は、その程度の思考レベルです。
逆立ち解釈は底辺層がやってるの?
やっているのは、財務省職員に国会議員。高名な経済学者、名誉教授や経済シンクタンク委員やベストセラー国際政治学者。売れっ子オピニオンリーダーに有力コメンテーター。新聞テレビ・ラジオで人気のカリスマご意見番たちです。上級国民一同。
逆立ちでない真っ当な解釈は誰?
日本銀行職員の半数、一部の税理士や会計士や社会学のユーチューバーあたり。
それでみんなが日銀を叩くわけか
日銀はガリレオの立場だから、天動説の権威者たちがフルボッコにするわけ。
国がお金を発行できると知った人も多いが
しかし皆は、国が1兆円を発行するには、国が1兆円を払うと思っています。
国が誰に同額を払うの?
自国通貨発行の総額を、誰が誰に払うかを言った者は、人類史上いません。
1兆円を国民がもらい、皆のサイフがふくらみ、富裕化するだけだから。
要するに日本の常識は嘘っぱちか!
日本人は「国民が1兆円を払えば、国民が1兆円を得る」と勘違いしています。
「ミルクを100cc飲みたい赤ちゃんは、まず100ccを母親に渡したまえ」と。
財政のホントとウソを、もう少しくらべてみると
世界標準はこうです。
公債発行はお金を増やすアクセル、徴税はお金を減らすブレーキ
防衛費を増やす時は政府が通貨発行し、政府0、国民130と、総量を拡大する
防衛費がまだ不足なら、さらに通貨発行し、政府0、国民170と、さらに拡大
それを国民はどう曲解してるの?
防衛費増額なら国民が10納税し、政府40、国民60と国民を下げ、総量は100
まだ不足なら、さらに20納税し、政府60、国民40と国民を下げ、総量は100
現役世代が借金を納税して返さないと、子孫へのツケがどえらい金額で国は破綻
日本国に借金自体はあるの?
ありません。
それすら嘘かよ
通貨発行額を赤字で書く簿記の表記を「借りて返す金」と偽ったデマです。
母が子に母乳を100cc飲ませると、子が母に100ccを返す日本だけの宗教。
なぜ国民はお金の総量を一定だと妄想する?
動物の本能でしょう。エサを食べたら、残りが減るという獣の感覚です。
・ 国がお金を使えば、世のお金が増える ← これを理解できない東大卒だらけ
ちなみに、実際の日本財政の間違い方はこう。
減らした10を政府が国債発行で10補い、財政破綻が迫っていると報道合戦
税金は、発行予定の国債と相殺されます。重税だから過度な通貨廃棄となり、金欠に当然なります。その金欠を国債を多めに出して補ってきました。 ← 平成の空回り
でも消費税反対の声もコロナ以後に増えたが
国民は「給料の半分を持って行かれて生活が苦しい」と嘆くだけで「間違った政策だろ」とは言えずにいますね。なぜ言えないのか。
減税すれば、国の金庫がさびしくなると勘違いしているからです。
「国の金欠は芝居だろ」と言えるだけの知識が国民にありません。
だから増税する政党が、選挙で圧勝するわけか
減税を言う政党を、国民は「暮らしが楽になる方を選ぶ馬鹿」と馬鹿にしますよね。
「お金の発行で解決するなら、とっくに解決してるでしょ」を根拠にして。
ずさんでテキトーな外国は、楽々と経済成長してるのに(笑)
↑ EU国が、円を削減した日本に冷たく、人民元を大増刷した中国を熱愛する理由。
それで他国は減税続きで、日本は増税続きか
・ しかし国民はそのお金は僕らの税金だと勘違いし、政府支出を批判する ← w
・ 批判を受けて政府はお金の発行を減らして増税し、国民の死滅を進める ← w
・ 死滅すべきは高齢者や障がい者だと国民は結論し、選民思想に共感する ← w
・ カリスマ論者たちは弱者の一掃をテレビで訴えて、国民の拍手を受ける ← w
この悪循環は永久には続かず、どこがおかしいのか知る人も増え、希望はあります。