増税する前に国がやる必要なこと、それはこれしかない!

景気を冷やすクーラー

消費税増税の前に、政府がまずやるべきことは何?

やるべきは何か。景気の調査です。

今が良性インフレ局面か、デフレ局面かを調べます。

良性インフレ局面なら、何もしません。放置。

デフレ局面なら、減税します。

そんだけ?

税金は財源ではありません。財源は公債の毎年の増分です。

無駄な出費がないかは、調査しなくてよいの?

実は無駄な出費も関係があります。

無駄な出費とは、政府財政出動のことです。

今が良性インフレ局面か、デフレ局面かを調べます。

さっきと同じ?

良性インフレ局面なら、何もしません。放置。

デフレ局面なら、無駄を増やします。

なぜ無駄を増やす?

デフレは商品のだぶつきであり、イコール貨幣不足です。

デフレなら、貨幣を増やします。

インフレなら完全放置?

良性インフレが適度なら、好況になるから理想です。

良性インフレをいじれば、混乱の果てに人心まで乱れます。だから放置。

良性インフレがバブルになった時は?

良性インフレがバブルになり、さらに過熱すれば、貨幣のだぶつきすぎです。

超インフレぎみになれば、累進課税で貨幣を減らします。つまり何もしない。

そして無駄を減らします。

そんだけ?

税金は財源ではありません。財源は公債の毎年の増分です。

増税したがるのは、正常な精神状態ではない

今の日本経済は、セオリーとは正反対をやっています。

正反対のこの結果をどう評価するか

注意点があります。

「増税する前にやること」の時点で、増税したい前のめりの姿勢ですね。平常心じゃないし。一方的で、状況判断そっちのけ。

部屋に入りもしないで、温度を確かめもしないで、「この部屋を冷房したい」と言い出すような話です。おかしい人です。冷房魔。

つまり財源論か

部屋を冷房するか暖房するかは、部屋の温度しだいです。普通は寒いと暖房して、暑いと冷房する、どちらにするかは温度をみて決めます。

こっちにしたい願望が、初めにありきではおかしい。

暖房の話が出てこなくて、冷房するにはどういうお膳立てが必要かと、冷房だけに関心がある一方的な行動はおかしい。日本は30年間もおかしい。国民もおかしい。

言われてみれば確かに

暑くても寒くても、かまわず冷房したがるのはおかしい。本物の陰謀です。

冷房魔が日本をこう変えた

政府が税率を変える前に、景気の調査が必要です。良性インフレなら放置、デフレなら減税します。減税してもデフレが続くなら、無駄を増やします。
Photo: by Zulki Jrzt on Unsplash