孫武(そんぶ)が記した戦の書『孫子』にある風林火山、北畠顕家(きたばたあきいえ)がまず引用しました。それをまた拝借して旗に使ったのが、武田信玄だそうです。
この絵の風鈴は、『風に語りて』という絵画作品の中からセルフコピーしたものです。
その絵画は風林火山とは関係なく、『I TALK TO THE WIND』という曲を作曲したイアン・マクドナルドなる音楽家へのオマージュです。曲の歌詞は、「風に向かって語ってみたが、返事もこない」という詩です。
一方、風林火山の風は、攻撃の素早さ、迅速性をたとえて言っており、これは私たちが風にイメージするさわやかさとは異なり、かなりの突風のようです。
Tシャツはそよ風にこそ合うので、絵は風流なものにしています。説明の活字の色は抹茶の緑とし、日本的なデザインを強めています。