【累進課税とは】税を広く薄く取った日本はなぜ崩れ続けるのか

現代国の財源は公債であり、税金は財源でなく通貨抹消

税金は捨てるお金です。

人々の年収を捨てさせ、手取りを削る。

そのココロは。

まず為政者がお金を発行し国民に渡す。

多くもらいすぎた者が起こすトラブル対策です。

お金が多すぎるトラブルとは?

店で商品を買い尽くしたり、資金力で他人を抑圧する横暴です。

横暴の予防で、超過したお金を没収し回収するのが、現代の税。

回収したお金はどこへ行く?

即時、消えます。

お金の発行者である中央政府が回収したお金は、取り消され、なかったことになる。

具体的には、国債発行残高と相殺してキャンセル、発行する前に戻します。

つまり。

財務省が増税し続けても「ネコババ」「横領着服」「公金チューチュー」は不可能で、1円も手に入れない。

お金をこの世から減らす分が、税金です。皆の感覚とは完全に逆さま。

納税した額が、国の資金として役立つ、という理屈は全くあり得ない。

税の機能は主に四つあった
「通貨の指定」「景気の上下調節」「格差縮小」「悪事のけん制」

政府はお金の発行者、国民は利用者。だから政府は、国民が持つお金を欲しがらない。

政府にお金が必要なら、追加発行した増分を使うだけの話、財源探しはお芝居
国民はなぜ芝居にだまされる?

ひとつは動物の本能です。無い物の出現に違和感が起きます。

動物の世界では、物は全て既存物の移動です。無から有が起きない。創造性がない。

そして年貢米。米は物質で物体、食べる実用品です。万人に金目の物。かつては米が租税だったので、話が混線します。

お金は資源じゃないよね

数字データです。為政者がボタンを押し、銀行から住民に渡す契約書です。

為政者は無料で無限に発行でき、それを国民がやると犯罪。

税金は捨てるために集めるお金だよ←ならなぜ予算に足すの?
国税はインフレ抑止の貨幣削減なので、集めた税金は実際に捨てています。しかし政府預金に混ぜるせいで、何が目的で集めるのかを誤解する人が続出し、その誤解で倒れた国が日本だといえます。

課税額の決定は主に、同額、同率、累進の三方式

そもそも税金を平等に取ると、領地は没落します。

広く薄く取って没落

「税はあるところから取れ、ないところから取るな」の真意は、「余剰以外は取るな」です。爆買いしない低所得や子どもは、徴税ゼロが正解です。

絶対誰かが、財源不足で騒ぐぞ

税金は財源だと勘違いした人が騒ぎます。

赤ちゃんが母に母乳を与え、それを母が赤ちゃんに飲ませる思考の人が。

税額はどう決めるの?

税額の決定は主に三つ。

・ 同額 = 全員に一律同額(例:入湯税)
・ 同率 = 金額に対し同率(例:消費税の外税)
・ 累進 = 金額で率が変化(例:所得税)

累進は、景気悪化すると自動的に減税され、景気を上げていく。

これが「ビルトインスタビライザー」。組み込まれた安定装置。

税の目標額、記録更新は、無知な脱線です。

【税は財源ではない】理解のヒントが集まるとお笑いギャグ大会
「税は財源ではない」理由を、何かにたとえた説明はできますか。そこには抽象思考や類推力や思考力が必要となり、いくら高学歴でも理解が及ばない隠れた理由がじゃまをすることがわかります。
同額なら平等だね

男も女も、大人も子どもも、等しく20キロの荷物を背負わせる平等主義は、最悪です。

「同額なら公平だ」は嘘で、強者をさらに強くする策略です。弱者を追い落とすワナが、平等を公平と偽る言葉です。

納めた残りが最高に拡大する。サッチャリズムの人頭税が有名ですね。日本と違い貴族が存在し、階級社会の英国らしい富裕層優遇でした。

同率なら格差は縮まるの?

拡大します。「同率は公平」は嘘。たとえば。

所得2000万円の人が、150万の軽トラを買う。所得200万の人も同じ軽トラを買えば、いずれも消費税の外税が15万です。所得が10倍違えど、税は同額。

金持ちは出費が多額で、納税も多いが?

公平を装った引っかけで、実はあべこべ、より高く多く買えば、税額アップは当然です。傾斜配分でなく自然増にすぎない。

「消費税減税は金持ちに有利だからやめとけ」も、減税阻止のポジショントークです。

だから富裕層は消費税を喜ぶのか

所得税の累進をゆるめ、消費税は増税続き。庶民の金は富裕層の手に移りました。

サッチャリズムの階級闘争はワイロで発動し、庶民が損する法律に当然なる。

累進課税は、所得の大小で税率を変えて格差を縮小

同額、同率、累進のシミュレーション計算。

↓年収でなく課税所得 同額=100万円取る 同率=40%取る 累進=率も変える
課税所得 2000万なら 税の額=100万
手取り=1900万
税の率=40%
税の額=800万
手取り=1200万
税の率=40%
税の額=800万
手取り=1200万
課税所得 500万なら 税の額=100万
手取り=400万
税の率=40%
税の額=200万
手取り=300万
税の率=10%
税の額=50万
手取り=450万
課税所得 200万なら 税の額=100万
手取り=100万
税の率=40%
税の額=80万
手取り=120万
税の率=0%
税の額=0
手取り=200万
所得2000万と200万で
手取りが何倍に開くか
19倍 10倍 6倍
税に込めた思想 格差の最大化 格差の自然拡大 格差の抑制
地方税は累進じゃないね

地方自治体の「保険税」は保険支払いも控除せず、赤字でも納める間違った税です。

所得が100倍違うのに、保険料は2.8倍だとか、人頭税も同然。

人権侵害は地方税が顕著です。

地方の財源は地方税や住民税なのか→正解は地方交付税交付金
国は通貨発行できるから国税は財源でなく、発行不能の地方は地方税が財源だ。という理解は間違っています。各国は通貨発行を政府に一本化し、地方に仕送りする制度だからです。地方の自立は妄想。
格差拡大の隠れた害は?

ロストテクノロジーです。途上国化。

昭和に格差を抑制した目的は「職業に貴賤なし」がひとつ。必要な仕事でも、儲からない分野もある。それを振興させたのが累進課税でした。

同時に世界の景気を東西冷戦が動かしました。自由主義と共産主義が幸福度を競う結果、共産国は格差拡大しスーパーの棚も空っぽ。日英の福祉充実で、西側の勝ち。

冷戦終結で、新自由主義に転換

富裕層の欲望がはじける。

資産の独占が目的で各国政治を抱き込み、買収して法律変更し秩序破壊へ。移民で人種のるつぼに変え、伝統破棄、国民分断、賃下げ、社会不安、薬物拡散。

英米が先行し、周回遅れで日本も破壊へ。

今の女性総理が、庶民の賃下げ手取り減を放置して、新興の未来技術に国の資金を投じるのは、国際会議でヤング・グローバル・リーダーに任命された関係。

歴代総理は、日本をアメリカナイズする役です。キーワードはフルブライト。

先進国は産業の空洞化がすごい

英米は金融、財テク、権利料、手数料ビジネスへ移り、物作りを中国にやらせた。

結果のロストテクノロジーが、米軍の原子力空母です。米国の造船は縮小し、造船立国の韓国や、造船に未練の日本に修理させる流れ。

技術の喪失は日本でも目立つ

典型が米作りです。世界各国の農家は公務員なのに、日本だけ一次産業への偏見で稲作に市場原理主義を強いる。キーワードは穀物メジャー。

工業も同様、ビル空調冷却機や、マンションエレベーター修理も、何カ月も待つロスト。

重税で売れないメーカーは縮小、技師も技術も消失。新人教育の指導者もリストラ済み。「時間ロス」の途上国化を、政治が止めない。

1989年の消費税以降の税制は「広く薄く」で、庶民の資産を富裕層に移しました。その後ロストテクノロジー、次に麻薬とギャングの国へ改革。