
減税で減る金額をどう埋める?、の疑問はなぜ放置?
減税せよと説く動画に、ポツリと出るコメント。
減税して減った分は、どう埋める気なの?
書いた人が言いたいのは。
「減税で今後の財源は減るから、国の運営が予算不足で行き詰まる」。
「減税で豊かになるのはわかるが、財源がないならただの理想論さ」。
「減税の提案には、何を削り、何を増税するかもセットにしてくれ」。
そのコメントに、いいねが全くないけど
他人が賛同しない理由は、大きく二つあります。
正解を先に知りたい
1973年から、国の財源は公債だと、国際的に決まっています。政府が予算執行すると、新規の貨幣発行をともない、国民のサイフに入ります。
国がお金を使えば、この世から減らず、逆に増えます。皆の思いとあべこべ。
現代国の政府は予算執行のたびに、新たにお金を刷り足して支払う。
ならば税金集めは、何が目的か
税金とは余剰貨幣を間引いて廃棄する、通貨抹消分です。廃棄物です。捨てるお金。
貨幣と呼ぶ数字を解消する手段。公債発行残高と相殺し、国富を縮小する作業です。

公債がお金の増量、徴税が減量ね
お金の発行が富裕化、回収が貧困化です。
税金は財源でない。
経済成長の鈍化が、重税の証拠です。

お金には適正量があるんだ
異常好景気の時に「商品の量」と「通貨の価値」を同時に保つために、所得が増えすぎた人の手取りを下げて、派手な買い物を妨害します。
過度の良性デマンドプル型インフレを抑制し、お金の購買力の急落を防ぐ。
「高負担なら高福祉」「低負担なら低福祉」の説明は真っ赤な嘘。
重税で社会保障は手薄になります。税金は捨てる貨幣だから。
捨てるなら僕にくれという思考だと、仕組みを理解できない。
北欧国の安定した好景気は、福祉企業に払った政府公債発行です。税収は通貨抹消され、発行したお金の増分から一部を削減し調整する。公債発行残高とチャラにして。
負担の概念が嘘だね
減税の穴埋めを探す時点で、完全に誤解しています。
1973年から、国の財源は公債発行した本年の増分
この国際的な決まりに逆らった、間違った議論がこれ。
・ 過去最高の税収で貧困なのは、財務省が横領したせい
・ 減税の財源が必要なら、議員を減らして経費を浮かせろ
・ とにかく物を買うな、お金を使わければ、失うこともない
これらは、お金を天然資源と誤認し、総量一定のお金を国民と政府で分け合うつもり。
たとえれば、母が出した母乳を、子と母が半分ずつ飲む思想。
お金を誰が発行するか、知れば済む話だ
各国のお金の発行者は「政府財務省+中央銀行+市中銀行」の三点セットです。
この順序。
2.支払い分は自国民のサイフに入る
3.昨年に多く得た者に一部返させる
知らないと、逆さまにひっくり返ります。
2.そのお金を政府の収入として、予算執行する
「君が2万円を払えば、2万円をもらえる」の、お笑いコント。
もろに飲み会の会費だ
歴代の総理大臣も「減税の財源がない」と誤った答弁続きです。
知識がない国民は失笑せず、真に受けて貧困が延々と続くわけ。
もし税が財源だと、まるで永久機関です。お金が増えない前提。

お金の意味を間違えて、ここまで国が壊れるんだ
壊す側は大勝利し、庶民のしかばねの上に君臨。
お金を発行する政府が、お金不足で泣くのは、ウソ泣きです。
財源探しの矛盾、税金パラドックスがこれ。

実は日本も、正常に公債発行してお金を足している
令和の日本も、国庫短期証券や国債を追加発行し、円の増分で予算執行しています。
日本政府は毎年公債を発行し、誰も負担せず、無料、タダで国をまかなっています。
てことは、重税が余計か
国債で増やしたお金を、重税で丹念に回収するから、成長ゼロが約束される。
子が飲んだ全量を吐かせては、母の胸に戻すせいで、ゼロ成長が維持される。
取ったお金で運営してるなと、みんな思うよね
課した重税で国を支えている錯覚です。
嘘は大きいほど、深くだまされる。
減税分を補う、冒頭の疑問がそれか
金欠芝居を信じる人に、必ずわく疑問です。
経済の落ち込みを、庶民は何に責任転嫁した?
「働き方」です。「社長も社員も馬鹿ばかり」は、新聞テレビでなく、ネットで早合点がひどかった。「バカをヘイト」が流行。
ビジネス本の流行も「会社経営革命」「能力開発」などに脱線。

「国民は政府に頼らず自立せよ」の説教も、何をかいわんや。お金の増量は政府の権限であり、国民が増やすと通貨偽造の犯罪です。政府と無縁ならロヒンギャ。
緊縮財政と消費税増税で通貨削減し、国民一人平均が減って、平成令和の貧困化です。
最初の疑問に、いいねがない理由、二つ目は?
「減税で景気が上がれば、かえって税収が増えて、増税派も満足でしょ」の思考です。
それは現実に起きますが、実はまずい。税収を増やす努力こそが不況の推進力だから。
減税したら、税収が減らないとだめ。増えたらトータル増税です。


