【貨幣観の間違い】日本史上最高記録の税収はどこへ消えたのか?

埋蔵金

貨幣観とはお金の、意味、機能、性質、の知識と心得

「失われた30年」の原因は、重税による手取り減だと、国民は気づきました。

しかし、税収がなぜか一円も残っていない事実に、国民はまだ気づきません。

「日本史上最高記録の税収が、まだ国庫に余ってるはず、返してくれ」。

本気で訴えているなら、貨幣観が間違っています。

貨幣観って何?

「お金の正体は何か」と聞かれたら、どう答えますか。

ヒントは漢字四文字です。

難しくて見当がつかない

簡単です。お金は借用証書です。

漢字二文字なら、お金は負債です。

思ってもなかったし、聞いてもピンとこない

一万円札は「日本銀行が債務者、所持者が債権者」の負債記録です。借用証書。

お金の正体は発行者を記した契約書類であり、国が用意するチケットであり道具です。

借用証書が発行者の手に戻ると、貸借関係が解消し、無効化する
一万円札は四文字で「金の代用」じゃないの?

みんなの間違いがそれ。黄金、純金、24Kの置き換え。

重い金属を、軽くてかさばらない紙で代用した解釈ですよね。

その解釈だとまずいの?

天然資源にひもづけしたら、総量が一定で、奪い合う戦いになります。

財源論か

経済がゼロサムゲームに陥る。イスが増えないイス取りゲーム。貨幣のプール論です。

国がお金を使えば、減るという勘違い。「無駄づかいするな」が決まり文句。

国の出費が増えた分、何かを削る、穴埋め主義ね

道路陥没を防ぐ工事を増やせば、国立病院を減らすバーター。

道路も病院も両方欲しけりゃ、国民の一万円札をもっと差し出す、となる。

国づくりの道具であるお金が、宝石貴金属に思え、惜しんで保護する過ち。

仮にお金の総量が固定だと、政府と国民のサイフの一方がふくらめば、もう一方がしぼむことになる。政府と国民が共食いし、滅ぼし合うおバカ。
際限ない増税がそれか

「減税すれば、他を増税する」の朝三暮四も、この黄金の思考です。

税金が財源とは「国民が飲む水は国民が出した水」の、永久機関もどきのおバカ。
飲んだ量だけ、吐かせる大バカ。

『ふるさと納税』が、黄金を奪い合う思考だと、気づいた方は鋭い。

財務省がお金を回収すると、必ず自動的に廃棄される

財務省を解体する、国民のデモが続いています。

解体とは具体的に、他国のように歳入と歳出を、別の省庁に分ける意味です。

財務省解体デモが全国に広がってきてる

日本で珍しいデモに子育て主婦も参加し、世直し効果は大きい。が、批判内容は。

「国民の暮らしを考えない政府、国民を救わない政府は不要」と、感情的な訴えも多い。「税の使い方が悪い、無駄なところに使うな」に至っては、あべこべの主張です。

「重税自体が間違い」の一言が出ないのは、年貢米の貨幣観だから。

限られた資源のお金を、国民と政府のどちらに多く持たせるかで迷い出す。

総理が「お金が足りず増税やむなし」と言えば、国民は「アホか、財源は国債だと世界は決めただろ?」と笑い飛ばすべき、そもそも論のはず。

しかし出てくるのは恨み節。「国民に冷たい政府」「暮らしの現実を見てない」と。

そこじゃないのに。

総理も国民も「国費は国民が負担」と、逆さまにひっくり返ったザイム真理教信者である。それで財務省が増税案を出すと、国民はいっしょに財源を探す始末。

「財源を探すのは政治の仕事だろ」の意見も、財源が国債だと知らない証拠です。

税収は捨てて、1円も残ってないのね

税金は財源でなく、廃棄されます。

借用証書である通貨が、市場から財務省の手へ戻ると貸借関係が消えて、国債発行残高と相殺され通貨抹消する理屈です。国債発行前に戻る。

「税の使い残しが何円あるのか」は意味をなさない。財務省は税金の使い道を隠すも何も「抹消されて残っていない」が正解。宝石貴金属などの物体とは違う性質です。

税金は財源でないところまで、国民は理解できそうか?

通貨発行権の知識がネックです。

政府だけは自らお金を刷れるから、お金不足が起きない。という知識。

政府が発行したお金を、政府の手に返しても、政府にとって金目の物でない

貨幣観の間違いの根強さは、「お金の発行者は政府である」の認識不足が大きい

「国民の労働の怠慢を、政府の財政のせいにするな」の声は、この認識不足で出る。

日本政府は、国債発行を完全無視してるの?

実は日本も国債発行で運営しています。コロナの2020年から繰り返し補正予算で国債発行して、通貨を激増させました。「国債発行で破綻」は、増税に持ち込むための嘘。

国債発行を拒否して財源を探すと、増税は必然です。2009年に政権交代し、高速道路を無料にする埋蔵金を探した結果が、消費税を倍の10パーにする三党合意でした。

結局、今も高速料金は有料だし

新たな追加発行なしに、お金は増えません。貨幣観のキモは国債です。

・ 国の財源は国債であり、県市町村の財源は国債の仕送りである
・ 国債は人体にとっての水や酸素であり、ジャンキーの覚せい剤とは違う
国債も借用証書なの?

政府が国民にお金を供給する手順は。

1.政府が国債と呼ぶ借用証書を発行し、中央銀行に渡す
2.中央銀行が準備金(ベースマネー)と呼ぶ借用証書を発行し、市中銀行に渡す
3.市中銀行が通貨(マネーストック)と呼ぶ借用証書を発行し、国民に渡す

政府と国民はお金を奪い合わない。

国内の品物が底をつく寸前まで、刷り続ける商品券にすぎない。使っても減らず、所持者が次々と入れ替わり、品物が次々と国民の手に入る。

スーパーの棚が空っぽにならない範囲で、年々多く発行し続ければ経済成長が続く。

貨幣観って、クイズにすればおもろい

政府が発行したお金を、政府の手に返しても、政府にとって金目の物ではない

振り返るなら、年貢米や黄金は、個人にも、政府にも、等しく金目の物でした。

日本国民は黄金思考(金属主義)だから、無限の重税と共食いに明け暮れます。

税制をどう変えれば経済が上向くかは、とても簡単

今の税制は複雑怪奇で、国民の理解を妨げる目的が言われます。シンプルが正解です。

まず、税種の八割は廃止すべき。所得税と法人税とたばこ税以外は、貨幣観が逆さま。

赤ちゃんが飲む母乳を、赤ちゃんが負担する税制は、実は間違いだった。

消費税に至っては、最初から格差拡大と、輸出補助金が真の目的だった。

国民はペテンに引っかかっています。

ゆえに他国は労せず経済成長

貨幣観が変だと人権も変になる

黄金由来のお金は有限だとイメージされ、五輪メダル争いに似てきます。「貧困の原因は個人の努力不足だ」式の、カリスマたちの選民思想は支持者が多い。

「ガソリン税減税は嬉しいが、道路にあく穴が増える」と、おびえる者もそれ。

「庶民を増税して富裕層を減税してくれ」と、与党に陳情した経済団体もそれ。

「地震で壊れた能登半島の復興は、費用対効果がない」の、切り捨て教もそれ。

財務省が増税分をパクッてる批判が根強いが

それは嘘。財務省が使うお金は、国債発行です。

仮に財務省が税金をピンハネすれば、買い物でお金が市場に戻り、貧困化が弱まるはず。現実には経済衰退が加速しており、捨てる額を記録更新しただけ。
国民は今すぐ物知りになれそうか?

当面は誤解釈でよいでしょう。「金庫に残された税金が、減税で戻ってきた」と。

政権交代した政府が国債発行し、消滅済みの税金を国民に返すお芝居でよい。

日本円の総量を増やし、国民の手取りを上げて企業の物やサービスが売れるように変えるのが先決です。中小企業を倒産させる、共食い政策も中止して。

30年失った原因は重税だと、2025年の民意は的を射ました。貨幣観という「お金とは何か」を、学び研究する人がこれから増えて出版も増えます。
Photo: by Andrej Sachov on Unsplash

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